| 議会あれこれ 総括質疑 1、ポートアイラン沖事業の事業計画の見直しについて 平成10年の神戸空港財政計画での建設財源である1037億円の土地処分が進まず、既に新都市整備事業会計から225億円の一時借入れや、当初予定の起債1743億円から2014億円と271億円も増額せざる終えない状況になっている。そして、2004年度で土地処分が985億円予定であったものが現状では137億円しか売れておらず、848億円もの誤差が出ている。みなと総局も事業費を圧縮するなどしているが、今後650億円の財源手当てが必要と言っている。空港関連様用地が売れないということで、定期借地で1u450円での貸出しも検討すると聞いた。みなと総局への質疑で、ポートアイランド西岸壁のコンテナ用地再開発で売却単価は7万、8万、高いところで10万円との単価。一方、航空関連用地は27万円。規制がはずされた一等地が、規制がある市街地とは遠い土地の値段よりはるかに安いというびっくりするようなことがそのまま放置されている。 平成10年の財政計画の総額が変わらなくとも、空港島建設が新都市整備の臨海土地整備事業として行われているが、その建設財源の実質的な見直しが既になし崩し的に始まっている。起債の増額や定期借地など建設財源の変更については市民に明らかにして、そのあり方の是非を問うべきでないか。見解を。 (鵜崎助役) 臨海部土地造成事業では2780億円の事業費に対し2465億円と、予算ベースでは約8割方進んでおり、総額で現在の段階で100億円は圧縮できている。残りの2割の予算でも更なる削減に取り組んでいく。土地処分は、すでに270社を訪問しており、企業の反応も変わってきており、今後引き合いは更に増えると考える。開港すればもっと売れる。誘致には今後も不退転の決意で取り組む。 (あわはら・再質問) 現に100億円も圧縮されているではないか。現状は明確だ。さらに、建設財源は起債が271億増額され、土地処分に関しては985億に対し137億しか売れていない。これだけ見ても少なくとも財源計画は根本的に変わってきている。さらには定期借地制度まで導入しようとしてるのだから、市民に対し明確な財源の変更を提起すべきだ。 (鵜崎助役) あわはら委員は財源計画が変わってきているとおっしゃったが、私は「ing」で考えるべきものだと考える。現状は「ing」の状態だ。計画は根本的には変わっていないと考える。 (あわはら・意見) 何でも「ing」はだめだ。市民はいまでも財源を心配している。議会の中だけでなく、市民の中にも明らかにすべきだ。 2、中央市民病院構想案について 委員会質疑に中でも、構想案でありながら移転前提の答弁が繰り返されている。こうなった原因は、構想案の検討をとの予算の審議をしているときに、市長自らが移転を言及したことがすべての原因になっているように感じてならない。 委員会質疑でも、懇話会のときに検討された、短大利用型や増築型でも改修案で現在の市民病院の構造上の機能を生かし、できるだけ再利用できるものは利用するとした最小案は、今回の構想案の検討時から全く排除されていたことが明らかとなった。その最小案でいけば、開院時までのそ総投資は220億円ですみ、今回の移転案よりは150億円以上安く済むことになる。実際は、土地代や残債など計算に入れれば300億円近く安く済むことになるのではないか。しかも、現在予定されている医療水準をある程度確保することは可能だ。 先端医療センターとの隣接も十分条件であって必要条件でないと思う。非常に厳しい神戸の財政状況を考えたとき、構想案作成時は検討されなかった、改修案での最小案についてもう一度検討する必要があるのでないか。見解を。 (梶本助役) 最小案というものは、懇話会で委員から財政負担の数字なしに議論しても良いのかとの質問に対し、仮定の参考数字として示し議論の参考にしてもらった。懇話会報告でも、一時期の資金問題だけでなく、病院機能なども総合的に判断すべきとの指摘もあった。これを踏まえ、外来の減少、病床利用の低下などもあり、今後質の高い病院が求められ将来を見据えたものにするには、最小案では機能改善に限界がある。財政的なことだけでなく、利便性なども考え、基本構想を決めた。 (あわはら・再質問) 最小案も検討したと言ったが、決算の局別審査では最小案は懇話会の報告段階でなくなったと答弁があった。助役の答弁とズレがある。最小案では機能がそこなわれると言ったが、懇話会資料では最小案でも機能の変化はないと書いてある。どう検討したのか。 (梶本助役) 最小案の短大利用型は @レイアウトや画像診断装置の配置が困難 A家族の癒しとやすらぎの空間確保が困難 B先端医療センターとの一体的運営、共同利用ができない C新築の2年に比べ4年もの工期が必要 D新築は改修に比べ財政的にも遜色ない などの理由で、難しい。 (あわはら・意見) 懇話会では新築か改修かの結論は出ていない。両論併記の報告だったはずだ。基本構想案の中にも最小案も入れて検討すべきだ。 。 |