☆畸人郷編集人の極私的日記 (2003年9月)☆
9月30日(火)
今日は横溝正史生誕地碑の関係で、後藤東川崎町自治会長さんと打ち合わせをした。島田荘司「透明人間の納屋」を読了。う〜む、う〜む。
9月29日(月)
閉店寸前の海文堂へ行った。滞在時間2分。しかし、抜かりなく新刊は見た。特に何もなし。ポケミス復刊フェアは10月1日からだそうだ。「波」「一冊の本」を入手。新潮社の新刊予告を見ると、伊良子清白・全二冊(平出隆)が出るそうだ。5600円は辛い。「一冊の本」を見ると「秘蔵の書」のコラムに同じく平出隆が書いている。もちろん書影は「孔雀船」(伊良子清白)である。岩波から全集は出るし、今年は賑やかですね。おっと、ミステリとは何の関係もなかったですね。
9月28日(日)
今日は良い日だった。
本を読む方は、「七度狐」(大倉崇裕)を読了。一日で読み終わったのは本当に久しぶりだ。これは面白かったですよ。絶対に読んで下さい。保証します。
それにしても、今日は良い日だった。
9月27日(土)
家の雑事で一日が終わった。夜にテレビでチューリップのライブをやっていたので、見てしまった。
学生時代は「青春の影」以外はあまり好きではなかったが、今聞くと「銀の指輪」いいですねえ。結局最後まで見てしまった。
9月26日(金)
フラフラだったが、元町に行った。「古書つのぶえ」で数冊購入。海文堂でHMM10月号を購入。今月号の特集は何と「ロバート・ファン・ヒューリック」である。狄判事シリーズの作者である。う〜む。時代が変われば、変わるものだなあと思う。「迷宮の殺人」は簡単に見つけたので、「黄金の殺人」もすぐに見つかるだろうと思っていたら、なかなか見つからず三省堂のシリーズで入手した次第。このシリーズもすべては持っていなくて、中途半端な収集となっています。
9月25日(木)
今日は仕事で職場に泊まった。従って、何もなし。
9月24日(水)
今月のポケミスも2冊と思ったら、3冊出ていた。1冊は「ハヤカワ・ミステリ総解説目録」である。以前にも出たことがあるが、今度はポケミスと全く同じ装幀である。肝心の小説の方だが、「死者との対話」(レジナルド・ヒル)と「らせん階段」(エセル・リナ・ホワイト)の2冊だ。ヒルの方は分厚いが、帯に「謎の殺人鬼とダルジール・チーム 手に汗握る頭脳戦!」とあり、一気に読めそうな気がする。「らせん階段」の方も映画の原作と言うことなので面白そうである。昨年出たポケミスはすべて読んだが、今年は悲惨な状況なので頑張りたい。
9月23日(火)
昼はNHKスペシャル「阪神を変えた男 監督・星野仙一」のビデオを見て、夜は上の子供の下宿に物を届けに行った。
英国はPost Mortem Booksより本が到着。「Amendment of
Life」(キャサリン・エアードの昨年の新刊)、「The
File on Lester」(アンドリュー・ガーヴ)、「The
Old Maid's Club 」(イズレイル・ザングウィル)の3冊である。ガーヴの作品は当然未訳。ペイパーバックで持っているのだが、ハードカバーが欲しくて買った。政治家のスキャンダルの話だが、いつものガーヴ節で読ませる。と書くと読了したように聞こえるが、ペイパーバックで3分の1ほど読んだところでストップしているのだ。何度も書くようだが、これほど面白いのに、ガーヴが忘れられていくのは納得できない。「The
Old Maid's Club 」の作者は、ご存じ「ビッグ・ボウの殺人」を書いた人である。ミステリではないようだが、イラストが楽しい。
9月22日(月)
今日は上の子供が家へ帰ってきた。男3人(子供は男兄弟である)で阪神優勝の話で盛り上がった。そう言えば下の子供が生まれた年に阪神は優勝しているのである。すなわち、下の子供は今年18歳である。嗚呼。
9月21日(日)
今日は墓参りに行った。お墓のある寺の最寄駅は大阪環状線の玉造である。墓参りをすませて駅前の古本屋(商店街の中にある)に寄ったら、「四天王寺青空古本市」の目録をくれた。家へ帰ってみると今度は「天神さんの古本まつり」の目録が来ていた。どちらも行くことはできないが、目録を見ているだけでも楽しい。
・四天王寺青空古本市 10月10日(金)〜15日(水)
・天神さんの古本まつり 10月 9日(木)〜14日(火)
9月20日(土)
畸人郷の例会であった。1次会、2次会とビールを飲んで、いろいろな話で盛り上がった。相変わらず最終電車で帰宅。ヘロヘロ状態であった。やっぱり、お酒はおいしいですね。
9月19日(金)
「ジャーロ」13号を購入。相変わらず分厚いですね。ミステリー文学館紀行を興味深く読んだ。う〜む。現在計画中の横溝正史先生の生誕地碑も仲間に入れてもらえるよう頑張らなくては、と決意を新たにしたのであった。
9月18日(木)
ちくま文庫「香山滋集 魔境原人」を読み始める。ほとんどは再読だが、内容を全く覚えていないため、面白く読める。こんなに面白かったのかと思うほどである。まあ、幸せな読書生活ですね。
9月17日(水)
セバスチャン・ジャプリゾ「寝台車の殺人者」読了。面白かったですね。いかにもフランス・ミステリで、今の読者に薦められるかと問われれば、若干躊躇してしまう。しかし、意外な犯人で楽しめた。ポケミスで出ているもので未読のものがあるので、今度はそれを読みましょう。ディケンズの「リトル・ドリット」はどうなったのか、と言う人もいるでしょうが、寝床には持ち込んでいるのですが、なかなかたどり着きません。
9月16日(火)
今日はフラフラだった。理由は明白でありましょう。
9月15日(月)
阪神優勝!!!
9月14日(日)
午後から仕事に出かけた。
職場からの帰りに、元町、三宮と回った。今日は「神戸アコースティックタウン」のアマチュア・プレイヤーのコンサートがある日である。昨年はオーディションに落ちた人たち(自分もそうだった)が、ホールの前でリレー・ライヴを行った。今年もあるのかなと思って見に行ったが、残念ながらやってなかった。神戸朝日ホールの前は一年前と異なり、静かなものだった。
9月13日(土)
第2回「神戸アコースティックタウン」に行った。前にも書いたように、斎藤哲夫、加川良、木村充揮、高田渡の4人が登場した。昨年の観客よりはおとなしく、ヤジはあまり飛ばなかった。斎藤哲夫以外はすべて一人で演奏した(信じられないかもしれないが、高田渡も一人でやった)。一番受けたのは加川良で、人気の根強さが伺える。高田渡も絶好調だった。最初はどうなることかと思ったが、会場から「コーヒー・ブルース」のリクエストがあったり(もちろん演奏した)、歌の合間のギャグも調子が良かった。アンコールは何と「生活の柄」と「風に吹かれて」であった。
コンサートが終わった後チラシを配っていたので、受け取ってみると、10月16日(木)に神戸は北野のT2楽屋での高田渡ライヴの案内だった。皆さん、ぜひ行きましょう。前売り3500円、当日4000円です。
9月12日(金)
今年度の乱歩賞のもう1冊「翳りゆく夏」(赤井三尋)を読了。こちらは誘拐ものである。面白い。多少無理はあるが(「マッチ・メイク」よりはひどくない)、佳作である。どちらかと言えばこの「翳りゆく夏」に軍配を上げるだろう。
9月11日(木)
だんだん仕事が忙しくなってきている。本を読むのも遅れがちである。
9月10日(水)
光文社文庫が発売された。今月の乱歩全集は「黄金仮面」。この小説は好みである。一番好きなのは長編では「蜘蛛男」、短編では「鏡地獄」なのだが、乱歩の小説はいつまでたっても古びないものがあって、本当に不思議だ。
同時に「エロティック・ミステリー傑作選」も出ている。「宝石」の後身である。その後「旅と推理小説」という名前になるのだが、このことを知ったのは10年ほど前のことである。「宝石」は全冊収集したが、「エロ・ミス」「旅と推理小説」までは手が回らなかった。まあ、それは仕方がない。
9月9日(火)
今年度の江戸川乱歩賞受賞作の1冊「マッチ・メイク」(不知火京介)読了。面白かった。いろいろな意見もあるだろうが、当方としては肯定的な意見を述べておく。プロレスも一時期熱狂したが、いつの間にか冷めてしまった。この小説を読んだから再燃したと言うことはないのだが、当時のことをいろいろと思い出させてくれて、また考えさせられた。プロレスに関しては、信じられない体験をしたのだが、これは例会ででもお話ししよう。
9月8日(月)
寝る前にメールを見ていたら、信じられない人からメールが来ていた。小学校の時非常に仲の良い友達がいたのだが、途中で関東の方に転校していった。一度だけ、阪急六甲に転居した自分の家に遊びに来たことがあったが、その後は自分の筆無精により連絡は途絶えていた。その彼からメールが来たのである。何と40年ぶりである。懐かしいの一言。残念なのは、当方の親が2人とも他界しており、この興奮を伝える相手がいないことだ。
9月7日(日)
一日中家の用事をしていた。まあ、こんな日もあって良いのではないかと思う。いろいろとしなければならないことがあるのだが、まあ良い。
新聞を見ていたら「新譜ジャーナル ベストセレクション’70s」が出たと書いてあったので、あわてて買いに行った。写真も数多く掲載されているが、みんな若いですね(あたりまえか)。「高田渡からの手紙」があったり、浅川マキの談話があったり、71年の中津川フォーク・ジャンボリーのレポートがあったりして読ませる。1976年あたりからついていけなくなるのは、。興味が完全にミステリに移ってしまったからだろう。76年と言えば昭和51年、大学3回生の時だ。そう言えばこのあたりから、難波の古本屋に連日出没するようになったのである
新譜評が再録されているのだが、1968年(「新譜ジャーナル」創刊の年である)のものをみると、1位「恋の季節」(ピンキーとキラーズ)、2位「ヘイ・ジュード」(ザ・ビートルズ)、3位「夕月」(黛ジュン)となっており、まだ混沌としている。執筆者は糸居五郎である。ところが、翌年の新譜評は、1位「私を断罪せよ」(岡林信康)、2位「ドキュメント’69〜70/新宿1969年6月」、3位「おとぎ話」(五つの赤い風船)で、なるほどと思わせるベスト3である。2位のアルバムは新宿フォーク・ゲリラのドキュメントである。1969年(昭和44年)、中学3年生。家には高校受験の参考書の他には、今井模型の「サンダーバード」のプラモがあふれかえっていた。翌年「500マイルもはなれて」やフォーク・ギターの洗礼を受けることになろうとは全く予想もしていなかった。
9月6日(土)
元町の「古書つのぶえ」に行く。文庫2冊を購入。久しぶりのなので、少し話をする。その後、三宮の古書店をまわって帰宅。収穫は、先程の文庫2冊と講談社のミステリー・ランド3冊(3冊まとめて古書店にあった)であった。
本当に暑い、暑い、あつ〜い。ビール、ビール、ビー〜ル。
9月5日(金)
光文社文庫から江戸川乱歩全集が出ているが、そのチラシを入手。文庫の挟み込みのものではなく、A4サイズの一枚物である。こんなものがあったとは知らなかった。全集の内容見本で今真剣に探しているのは、「横溝正史全集」(講談社の黒い箱の10巻本)の内容見本である。どなたかお持ちではないですか。
9月4日(木)
大阪でSRの田村会長と長瀬さんと打ち合わせ。もちろん飲んだ。焼酎のボトルを1本空けてしまったため、ベロベロになってしまい、JR大阪駅を千鳥足で歩いている自分が恐ろしかった。帰宅した後、ベッドに直行した。
9月3日(水)
連日の暑さに、バテバテである。ビールの量を減らす必要があるのに、かえって増えているとは。何という事態だ。と自分に言い聞かせながら飲み続けるのですね。ひっく、ひっく。
9月2日(火)
書き忘れていたが、ポケミスの復刊のラインアップが発表された。おお〜。
171『美の秘密』(J・テイ)
220『曲がった蝶番』(J・D・カー)
243『闇からの声』(E・フィルポッツ)
253『名探偵登場(4)』(早川書房編集部編)
365『海軍拳銃』(F・グルーバー)
404『強盗紳士ルパン』(M・ルブラン)
418『爬虫館殺人事件』(C・ディクスン)
476『死の序曲』(N・マーシュ)
492『自宅にて急逝』(C・ブランド)
610『旅人の首』(N・ブレイク)
646『アデスタを吹く冷たい風』(T・フラナガン)
654『見ざる聞かざる』(M・エバーハート)
720『悪魔とベン・フランクリン』(T・マシスン)
912『パリの狼男』(G・エンドア)
971『殺人を選んだ7人』(R・ヴィカーズ)
少し首をかしげる本もあるが、この中では、720,912でしょうね。この2冊は探しましたよ。本当になかったですね。646は2回目の復刊。評価は定着しているのでしょう。復刊の日が待ち遠しいですね。
9月1日(月)
9月になった。しかし、相変わらず暑い。本が全く読めないのは一体全体どうしたわけなのだろうか。ひっく、ひっく。