畸人郷編集人の極私的日記 (2004年1月)


1月31日(土)
 久しぶりに古書店つのぶえに行く。ご主人と少し話をする。ハヤカワSFシリーズの話になって、最近はあまり見かけないということで一致した。今度はSFシリーズでも集めてみようかと思う。キキメの「宇宙人フライデイ」「クリスマス・イヴ」は持っているので、後は根性だけだと思う。そう言えば数ヶ月前に「高い城の男」を100円で買いました。
 夜は飲み会だった。二次会で盛り上がってしまって、帰宅したのは午前0時前だった。

1月30日(金)
 久しぶりに書店へ行く。集英社文庫からアン・ペリー「十六歳の闇」が出ていたので購入する。カバーのイラストも良い。畸人郷のホームページのデザインもこんな感じにしたいものだ。アン・ペリーは好きな作家なので、どんどん翻訳してもらいたい。少し分厚いのが難点であるが。

1月29日(木)
 職場と家の往復のみと言うのは、月曜日から続いている。本を読む方もサッパリだが、書店にも顔を出していないというのは一体全体どういう訳なのだ。

1月28日(水)
 風邪を初期症状か身体がダルいので、何もせずベッドへ直行した。歌野晶午を読んで以来、通勤電車では本を広げているのだが読み終わらない。う〜む、これはかなり深刻な事態である。

1月27日(火)
 昨日同様、職場と家の往復のみ。

1月26日(月)
 家の用事も忙しくなってきたので、職場と家を往復するだけで、どこにも行けなかった。


1月25日(日)
 寒い1日だった。ただ、それだけである。

1月24日(土)
 「まちなか倶楽部」で知り合った荒木茂氏の紹介で、元神戸新聞の妹尾太郎氏と会う。氏は乱歩の「探偵小説四十年」に登場する人物である。詳細は後日書きたいと思う。
 その後元町へ行き、古書「つのぶえ」で少し話をする。三宮へ戻って後藤書店で文庫と洋書を買った。文庫は春陽文庫「拝啓天皇陛下様」(棟田博)で洋書は「The Old Inns of London」である。後者は、ロンドンのパブ案内である。1957年の本だから写真は古いのだが、それでも見入ってしまう。有名なのは「Ye Olde Cheshire Cheese」で、看板は現在も変わっていないらしい。このパブはサミュエル・ジョンソンとボズウェルのなじみの店だったということで有名なのである。この店はフリート街にある。今度ロンドンに行ったらぜひ行ってみようと思う。本書の最後には「An Encyclopaedia of Beer」が付いていて、読むと面白い。

 CASUAL An occasional visitor to the pub (cf. Regular)

 なるほど、なじみの客はやはりレギュラーと言うのか。


1月23日(金)
 今日は家の用事で早めに帰宅。久しぶりに書店へ行った(今週は初めてである)。数日書店へ行っていないだけなのに、書棚がまぶしい。岩波ジュニア新書「これだけは読んでおきたい科学の10冊」(池内了編著)を購入。持っていない本もあったので参考になる。10冊の中には「不思議の国のトムキンス」(ジョージ・ガモフ)もあった。この本は面白いですよ。トムキンスの本は全部で4冊あってすべて持っています。と言うよりも「ガモフ全集」はすべて持っていて、3分の1くらいは読みました。面白いですね。白揚社から出ているトムキンスの本は値段が高いので(合本になってしまっているので高いのですが)、図書館で借りて読んで下さい。定番の「沈黙の春」(レイチェル・カーソン)、「二重らせん」(ジェームズ・D・ワトソン)「物理学はいかに創られたか」(アインシュタイン、インフェルト)も入っています。
 本を読む方は「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)を読んだ。ほぼ1日で読めた。国内物では今年最大の話題作である。詳しくは書けない作品なので困るのだが、ともかく面白かった。いろいろ聞いていたので、そのつもりで読んだのだが、それでも面白かった。話題作であることは間違いない。自分の基準では1位にはできないが、それでもお奨めの作品には違いない。何と言っても昨年の国内第1位は光文社文庫「「密室」傑作選」でありましょう。


1月22日(木)
 最初はそのつもりではなかったのだが、飲みに行ってしまった。予想よりも帰宅が遅れて、帰り着いたのは11時をまわっていた。従って、何もせず(酒を飲む以外は)、寝た。

1月21日(水)
 昨日の仕事の続き。何とか片を付けたが、書店の開いている時刻ではないため、ウンザリして帰宅した。

1月20日(火)
 突然仕事が猛烈に忙しくなり残業。やってもやっても終わらない。時間の関係で切り上げて帰ったが、当然明日もこの調子には違いない。

1月19日(月)
 
書店にも行かなかったので、特に何もなし。

1月18日(日)
 昼間はどこにも出かけず、家の用事をしていた。夕刻、少し出かけた。帰宅後、TVを見た。「砂の器」は最初どうかなと思ったが、「カメダ」が出てきたあたりから真剣に見てしまった。そして、番組の最後の方にありましたねえ。あのシーン。巡礼のシーンですね。あれを見ただけで泣けます。久しぶりに「砂の器」を読み返してみようかと思いました。第1章は確か「トリス・バーの客」ではなかったでしょうか。

1月17日(土)
 あの震災の日から9年たった。あの日を決して忘れることはないだろう。
 今日は、午後から「まちなか倶楽部」で打ち合わせの後、生誕地碑予定地の測量(と言っても簡単なものであるが)をした。その後、畸人郷の例会へ出かけた。例会は丸亀市から初参加の武田氏を含めて、大いに盛り上がった。二次会からの参加者が多かったが、酒宴はいつものとおり深夜まで続いたのである。武田氏、長瀬氏、浜田氏と小生を含めて、E・フィルポッツの「赤毛のレドメイン」で議論奮発した。「赤毛」だけで2時間以上話するのは近来まれなことである。本当に面白かった。
 いつものとおり、西明石行きの最終電車、タクシーを使って帰宅したのは1時過ぎであった。もちろんベッドへ直行した。


1月16日(金)
 仕事が急に入って残業をしたため、特に記すべきことはなし。

1月15日(木)
 ようやく今年1冊目「観月の宴」(R・V・ヒューリック)読了。面白かったですね。未だ読まれてない方は、ぜひどうぞ。シリーズとしても良く出来ています。早く次の作品を訳して欲しいです。

1月14日(水)
 昨日に引き続いて何もなし。

1月13日(火)
 3連休の後と、東京へ行った疲れでヘロヘロ状態であった。特になにもなし。

1月12日(月)
 一日中家にいた(本当にいたというだけだった)。駅前の書店に本を買いに行ったが、残念ながら店にはおいておらず、明日以降に買うことにした。
 強行軍の東京行きの疲れがまだとれていない。やはり歳ですね。

1月11日(日)
 早朝(5時15分)に東京着。その後新宿に行ったりして時間をつぶした。用事を終えた後、知り合いの人と渋谷で飲んだ。渋谷を20時過ぎに出て、新宿発20時42分の特別快速で東京駅へ。21時19分発の「のぞみ」で大阪まで帰った。何と新宿に20時30分にいても、その日の夜は神戸の家で寝ることができるのである。凄い時代になったものだ。
 帰りの新幹線は連日の疲れからかほとんど寝てしまい、本を読むどころではなかった。今年になってからまだ1冊も読めていない。本当に焦る。


1月10日(土)
 今日は夕刻から京都へ出かけた。SRの新年会に顔を出すためである。その後、夜行バスで東京へ行く予定である。
 SR新年会には1時間程度しかいなかったが、酒ばかり飲んでしまった。会場から西大津の駅まで千鳥足状態であった。京都に戻って、21時30分発の夜行バスで東京へ行った。バスの中でも飲んでしまった。もはや誰が見ても明らかなようにアル中である。


1月9日(金)
 今年初めて東川崎町へ行って、後藤自治会長さんと神戸市職員の阪上さんと打ち合わせ。その後、「AZUMA」という喫茶店に行って、店主さんとポケミスや創元推理文庫などの海外ミステリの話をする。話し込んでしまったため、帰宅したのは10時をまわっていた。
 本の方は光文社文庫「「宝石」傑作選」を購入。書影を見ると懐かしいですね。本当に収集に燃えました。創刊号はもちろんのこと、次ページの昭和26年1月号を含むすべての号に思い出があります。山沢晴雄氏のエッセイも素晴らしい。
 「宝石」の創刊は昭和21年で廃刊は昭和39年だが、自分が高校生だった昭和45年〜昭和48年というのは、廃刊してからまだ10年も経過していなかったのである。これも書き出せばきりがないのでやめておくが、ともかく全精力を込めて収集に励んだのであった。

1月8日(木)
 体調は幾分回復してきたので、ここらで元町あたりを回ることにする。せらび書房「外地探偵小説集 満州編」(藤田知浩編)を購入。編者の解説によれば、「外地探偵小説集は、内地で発表された探偵小説のうち、外地を舞台にしたものを集める企画であり、満州編はその第一冊目にあたる」という。う〜む。やはり、シリーズなのか(あとがきによれば、次は上海編とのことである)。困った、困った。
 興味ある方のために「外地探偵小説集 満州編」の内容を記しておく。
  「競馬会前夜」(大庭武年)
  「踊子オルガ・アルローワ事件」(群司次郎正)
  「満州秘事 天然人参譚」(城田シュレーダー)
  「龍源居の殺人」(崎村雅)
  「満州だより」(宮野叢子)
  「たちあな探検隊」(渡辺啓助)
  「カメレオン黄金虫」(椿八郎)
  「黒い旋風」(島田一男)
  「つるばあ」(石沢英太郎)

1月7日(水)
 身体のだるさは少しとれたが、油断は禁物。風邪薬を飲んで寝ることにする。

1月6日(火)
 昨日に引き続き身体がだるい。もしかしたら風邪のひきかけなのかもしれない。おとなしく酒を飲んで寝た。

1月5日(月)
 年末年始の休みのせいか身体中がだるく(アルコールが抜けきっていないせいもある)、仕事中もヘロヘロ状態であった。従って、何もなし。

1月4日(日)
 今日で年始の休みも終わりである。図書館も開いていたので行ったが、何もなし。結局年末年始の休みで読み終わったのは「小笛事件」(山本禾太郎)だけだった。

1月3日(土)
 今日は高校の同窓会。どういうわけか幹事になってしまい、今年から世話をする方にまわってしまった。最後は幹事の職務を忘れて飲んでいた。その後、友人3人で今年の打ち合わせ(何を打ち合わせたかは秘密)をした。帰宅してから、またも飲んだ。というわけで、この3日間は1冊も読めませんでした。

1月2日(金)
 
今日は家内の実家に行った。もちろん酒を飲んで寝てばかりいた。本当によく寝る正月だ。本を読もうとすると寝てしまうのだ。おいおい大丈夫かと自分自身思ってしまう。

2004年1月1日(木)
 新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年初読書といきたいところだったが、どういうわけか寝てばかりいて、酒もあまり飲まずだった。


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