☆畸人郷編集人の極私的日記 (2005年3月・4月)☆
4月18日(月)〜4月24日(日)
創元推理文庫の「天啓の殺意」(中町信)に解説を書いた。本が届いたので早速と見る。装丁もシンプルで良い。「模倣の殺意」(「新人賞殺人事件」)は8刷までいったらしい。凄いことだ。
朝日新聞にも掲載されていたが、DVDで安価に名作映画が購入できるようになっている。1作税込み500円とは明らかに安い。出始めたのは少し前だったのだが、ずっと気になっていた。試しにと思って、「オズの魔法使い」と「シャレード」を買ってきた。「オズ」は民放の深夜放送とNHKで2回見たが、「シャレード」は高校時代に三宮の阪急文化で1度見たきりである。どちらも楽しみだ。販売作品リストも付いていたので、このシリーズを集めようかと思っています。
論創社海外ミステリは今月も無事(?)に3冊刊行された。「アレン警部登場」(ナイオ・マーシュ!!!)、「ジェニー・ブライス事件」(M・R・ラインハート!!)、「謀殺の火」(S・H・コーティア)の3冊である。来月刊行予定書目を見て、またまた驚いた。それは次の3冊である。
「歌う砂−グラント警部最後の事件」(ジョセフィン・テイ)
「殺人者の街角」(マージェリー・アリンガム)
「ブレイディング・コレクション」(パトリシア・ウェントワース)
どうですか。凄いでしょう。特にウェントワースは訳は出ないと思って、数年前にハワイに行ったときに新刊書店でペーパーバックを買い漁ったのである。嗚呼。
4月12日(火)〜4月17日(日)
通勤時間が片道2時間というのはやはりこたえるので、当分1週間に1度という形で書きたいと思っています(それでは日記ではないですが)。
4月16日(土)は畸人郷の例会の日であった。その日、フォークシンガーの高田渡が他界した。享年56歳。あまりのことに言葉を失ってしまう。その日は飲んだ。そして翌日も飲んだ。
3月28日(月)〜4月11日(月)
異動で職場が変わりました。新しい職場は洲本市(淡路島)にあります。毎日明石海峡大橋を渡っての通勤です(片道2時間)。
通勤時間中は寝てばかりいて、全く本が読めていません。「断崖は見ていた」(ジョセフィン・ベル)を読んだ程度です。
時々、神戸市内の古本屋を覗きますが、学生時代に高価だった文芸書の初版が猛烈に安くなっています。思わず買ってしまいます。
例をあげれば次のとおりです。
「燃えつきた地図」(安部公房) 300円
「聖少女」(倉橋由美子) 300円
「どくとるマンボウ航海記」(北杜夫) 100円(帯なし)
「忍ぶ川」(三浦哲郎) 100円(帯なし)
これだけ値崩れすると、ついつい買ってしまうのも理解していただけると思います。文芸書は人気がないのでしょうか。
3月27日(日)
今日も仕事に出かけた。
その後、駅近くの新刊書店に行ったが特にめぼしいものはなかった。
本当は休日に本を読むべきなのだが、全く読めないのは残念の極みである。
3月26日(土)
午前中から仕事に出かけた。時間ぎりぎりまで職場にいて、その後畸人郷の例会のため大阪に出かけた。
途中、海文堂に寄ったら、論創社の海外ミステリが3冊入ったと言われるではないか。今月も3冊でたのか。これには本当に脅威を感じますね。しかも、その一冊はジョセフィン・ベル(!!!!)である。あの「ロンドン港の殺人」の作者である。凄いことになりました。お金がないので、ベルの作である「断崖は見ていた」だけ買ったのであった。
参加者は8名だった。その後二次会に行ったが、いつもの「やぐら茶屋」は満員で入ることができず、別の店で酒を飲むことになってしまった。 ヘロヘロになって帰宅した時には、当然日が変わっていたのである。
というわけで本は読めなかった(と、いつものように酒のせいにするのであった)。
3月25日(金)
午前中は久しぶりに古書市に行った。久しぶりに顔をあわせた人が多くいた。古書市でしか顔をあわせないというのもどうかと思うが、元気な顔を見て安心したのも事実である。
3月24日(木)
本当に久しぶりに日記を書くことができました。
日記を書かない間に本当にいろいろなことがありました。まず、横溝正史先生の生誕地碑が無事建設されたことです。本当に頑張って良かったと思います。寄付や協力していただいた方々には感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
日記が書けなかったのは、主に仕事が原因であります。何と言っても、昨年10月の台風23号。これは強烈でした。今現在やっている仕事もこの台風による災害復旧の関係なのであります。
今月は生まれて初めて「文芸春秋」なる雑誌を買った。「フォークが輝いた時代」という対談を読むためである。出席者は、小室等、高田渡、中川五郎、なぎら健壱の4人である。対談中の高田渡の言葉が苦い。
本を読む方は、論創社「フレンチ警部と漂う死体」(F・W・クロフツ)を読んだ。これは面白かった。ぜひ皆さん読んでみて下さい。クロフツを見直しますよ。