畸人郷編集人の極私的日記 (2005年5月)


5月29日(日)〜6月4日(土)
 やはりバスの中では寝てしまう。以前に比較して少し睡眠時間は減ったが、まだ寝てしまう。いつまでこの状態が続くのであろうか。
 そのような中で、ようやく紀田順一郎編『書物愛』(日本篇・海外篇)を読むことができた。面白い。やはり書物をめぐる話は、哀しくもおかしい。日本篇では「嗤い声」(稲毛恍)が秀逸。身につまされる話である。海外篇では「目に見えないコレクション」「書痴メンデル」(S・ツヴァイク)が光っているが、一番輝いているのは「シジスモンの遺産」(オクターヴ・ユザンヌ)である。本篇を読まずして愛書小説は語ることはできないだろう。
 週末に宮澤洋司氏の「翻訳道楽」No.1〜No.21(刊行分すべて)が到着。来週からバスの中で読もうと思う。楽しみである。

5月22日(日)〜5月28日(土)
 今週もバスの中ではよく寝た。このままではいけないと思い、一念発起して昼休みに洲本市立図書館まで出かけている。洲本市民ではないが、職場が洲本にあるので貸出カードを作ってもらった。この図書館は市民広場にある煉瓦造りの建物(鐘紡の工場跡)を利用している。と言っても、それは表面だけで実際は近代的な建物である。開架の棚を見ると、ありますねえ。良いですねえ。疲れもぶっ飛びます。小川洋子「博士の愛した数式」を借り出して、早速と読んだ。今年読んだ本(数冊ですが)の中では一番良かった。未読の方はぜひ読んでみて下さい。図書館は月曜日が休館日なので、それが寂しい。
 今日28日に久しぶりに三宮、元町とまわった。驚くなかれ、文芸春秋から『P・G・ウッドハウス選集』(全3巻)が出始めた。第1巻は『ジーブスの事件簿』と題されているが、国書刊行会の『比類なきジーブス』とほとんど重複している。確かにウッドハウスは出して欲しいが、このような出し方では困るのである。未訳の長短編は数多くあるのに、本当に考えて出して欲しい。戦前の改造社『世界大衆文学全集』の一冊『新聞記者スミス』は傑作なのに復刊の声さえあがらないのは、一体どういう訳なのだろう。
 と腹をたててもしかたがないのでやめるが、ウッドハウスが出るのは大歓迎である。ペンギンブックスで結構集めたが、ほとんど未読なので日本語で読めるのはありがたい。
 そして今この日記(週記?)をビールを飲みながら書いているのだが、やはり思いは高田渡へと行ってしまう。今日買った『たのしい中央線』での高田渡へのインタビューは誠に鬼気迫る。ファン必読のインタビューと断言しておく。

5月15日(日)〜5月21日(土)
 夜は早く寝るようにしていますが、睡眠不足の状態はまだ続いています。週末に寝だめをしようと思うのですが、いろいろと用事があって無理ですね。朝のバスは明るくて本を読もうと思えば読めるのですが、残念ながら眠気が勝ってしまいます。帰りのバスは途中から完全に日が暮れてしまい、車内の明かりだけでは本を読むのは無理です。と言うわけで睡眠時間になっています。
 当分この状況は変わらないと思います。あ〜あ。
 21日は畸人郷の例会でした。畸人郷もバブルがはじけて、出席者は以前のように多くはなくなりました(平均8人程度)。それでも話は常に盛り上がってしまうのであります。

5月9日(月)〜5月14日(土)
 GWも終わり、通常の一週間である。だんだん仕事には慣れてきたが、バス通勤はまだまだである。特に帰りのバスでは爆睡してしまって、いつも目が覚めるのは降車するバス停直前なのである。バスを降りてからも意識は朦朧としており、正常に戻るのは数分してからである。本当に辛いものがあります。

5月2日(月)〜5月8日(日)
 いよいよ本格的なGWとなった。と言ってもカレンダーどおりに仕事があるのだが。
 3日は51歳の誕生日である。とうとう51歳になってしまった。特に何の感銘もないのだが、数字だけが重くのしかかってくるのである。まあ良い。風の翼の飲み会で大阪に行った。本当に、本当にベロベロになってしまい、無事に帰宅できたのが不思議なくらいである。
 4日は二日酔いで一日中寝ていた。
 5日は、またも飲み会である。高校の水泳部の同窓会である。神戸の南京町で食事をした。もちろんアルコールは飲んだ。帰宅してからも、まだ頭痛がする。
 GW中も本は一切読めなかった。
 7日には用事で有馬温泉に行った。近場なので馬鹿にしていたが、結構面白かった。また時間を見つけていきたいと思う。玩具博物館はぜひとものぞいてみたい場所である。

4月25日(月)〜5月1日(日)
 通勤時間が片道2時間というのはこたえますね。バスの中ではほとんど寝ています。今週末からGWに突入です。
 29日はSR京都例会。会場に着いたのは、ちょうど1次会が終わり2次会にいくところだった。本当に飲みに行っただけだった。
 30日は一日中庭いじりをしていました。
 1日は徳島の鳴門市にある大塚国際美術館に行った。う〜む。考えさせられますね。それでも4時間近く美術館にいたのだから、たいしたものです。本を読む方はさっぱりダメである。


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