☆畸人郷編集人の極私的日記 (2005年9月・10月・11月・12月)☆
12月30日(金)〜31日(土)
今年も無事に終わりそうである。ともかく本が読めない年だった。
12月29日(木)
本当なら昨日で仕事は終わりなのですが、どういうわけか今日も仕事があって洲本へ出かけました。今日は気が入っていたので寝ずにすむと思っていたのですが、いつもと同じパターンでした。ウンザリですね。
仕事をすませて三宮、元町へ行き、古本屋さんに年末のあいさつをしました。新刊が大量に貯まっていたので、それらを購入して本日は終了です。
12月28日(水)
いつも「今日こそはバスでは寝ないぞ」と思って家を出るのですが、舞子から洲本までのバスの中ではウトウトします。帰路も同じで、洲本を出発したときは良いのですが、こちらは爆睡してしまい、気が付くと明石海峡大橋の上で終点まであと5分といった有様です。
それでも、光文社新書『不勉強が身にしみる』(長山靖生)を何とか読み切りました。面白かったですね(この本の評価はそんな風につけるのではないでしょうが)。次はいよいよ論創社の本をぶっ続けに読もうと思っていますが、さ〜て、できるかな。
12月27日(火)
「ROM」が到着。今号の特集はE・R・パンション。ともかく凄い。強烈な内容である。ただただ圧倒されるのみ。今年も今日を入れて5日。ともかく本が読めなかった年だった。反省、反省。
12月26日(月)
岩波ジュニア新書から『短編小説を読もう』(阿刀田高)が出ています。こういった紹介本は好きなので買っています(そんなことばかりやっているから、本が貯まるのですが)。内容も面白そうですよ。松本清張に1章を割いています。
HMM2月号は「ファンタスティック・ミステリ」の特集。ランドル・ギャレットの短篇も面白そうです。小山正と尾之上浩司の対談「“粋”なミステリが読みたい」は一読の価値があります。ぜひ、ぜひ読んでみて下さい。講談社のPR誌「本」では、原武史が「日本の鉄道全線シンポジウム」を書いています。来月号も載るようなので楽しみです。途中、阪急宝塚線の発言を受けて阪神本線の発言があるのですが、これには笑いました。
12月12日(月)〜12月25日(日)
2週間も間隔があきましたが、1ヶ月の間隔をあけるよりかは前進していると思います。
その間も出版される本の量は容赦はありません。ポケミスの『ベスト・アメリカン・ミステリ スネーク・アイズ』や、出版芸術社の『黒の血統』(三橋一夫)、『べろべろの、母ちゃんは……』(宇野鴻一郎)、そして論創社の翻訳ミステリ3冊。本当に困ります。そうする間に英国から「Fanderson」(「サンダーバード」等を製作したジェリー・アンダーソンの公式ファンクラブの会誌)が来ました。内容を読んで驚きました。あのエド・ビショップ(「謎の円盤UFO」のストレイカー司令官役)とマイケル・ビリントン(同じく「謎の円盤UFO」のポール・フォスター大佐役)が亡くなったというニュースです。「謎の円盤UFO」の中心人物である2人ともが亡くなってしまうとは、ショックです。今号は2人の追悼記事が多くを占めていました。
忘年会もようやく終了して、肝臓の方も一息といったところです。ともかく一日おきに飲み会があるのだから恐ろしいことでした(それでも結構楽しんでいるのだから、どうしようもないないですね)。この3連休の間に年賀状を書くつもりでしたが、部屋を片づけていたので(もうどうしようもないくらい本であふれているので、根本的に片づけるのは不可能です)結局書けませんでした。
後いろいろしなければならないことがあったのですが、すべて後日回しになってしまいました。
11月4日(金)〜12月11日(日)
またまた1ヶ月間も間隔をあけてしまった。この期間の特記事項は「横溝正史先生生誕地碑1周年記念行事」である。東京から(社)日本推理作家協会常任理事である山前譲氏をお迎えして講演をお願いした。その後、川重の赤レンガ壁や湊川新開地をウォークして、行事は無事に終了することができた。当日出席いただいた皆さんにお礼を申し上げます。
論創社の海外ミステリも、どこまで行くかわからなくなってきた。第2期のラインアップを見ると、恐ろしい。通勤バスでは寝てばかりいるので、読書量は無惨な状態である。その上これだけ出ると本当に困る。実に困るのである。
10月11日(火)〜11月3日(木)
やはり週記としてもなかなか続かないので困りますね。とうとう標題を9月・10月としましたが、現在は既に11月。これでは本当にどうしようもない。10月は畸人郷、SR大阪例会と飲み会ばかりが続いた。しかし、これから年末が迫ってくると飲む機会が増えてしまうのである。こちらも好きだから、ついつい行ってしまいます。
本の方は相変わらずさっぱりだが、なんとか『骨と髪』(レオ・ブルース)を読むことができた。この作品は素晴らしい出来映えで、未読の方はぜひどうぞ。少しやりすぎという気もするが、これぐらいやってもらわないとダメなのである。今のところ今年のベストワンである。
10月1日(土)〜10月10日(月)
10月6日(木)に神戸新聞の田中さん、海文堂福岡店長と一緒に飲みに行った。田中さんは「関西学」の担当者である。最初はエンジンがかからなかったが、途中からピッチが上がり、2軒目のショットバーに行ったときには舌が回らなくなっていた。
翌日7日は鮎川哲也賞のパーティに出席するため東京に行った。2次会はSRのメンバーで近くの店で飲んだ。毎日アルコールを補給しているので体調がおかしくなりそうである(そう言いながら補給し続けているのである)。8日は池袋にあるミステリー資料文学館に行き、池袋駅前の古書市を覗いて帰宅した。充実した2日であった。
9日は映画「チャーリーとチョコレート工場」のレイトショーに出かけた。久しぶりに映画を見たが、面白いの一言。途中で笑わせる場面がある。音楽で想像がつくのだが、その想像どおりになるので吹き出してしまった。未見の方はぜひどうぞ。
9月20日(火)〜9月30日(金)
9月23日(金)は、大学時代の知り合いのコンサートに出かけた。やはり生演奏は良い。演奏する曲も知ったばかりの曲なので、思わず口ずさんでしまう。ところが癖というのは恐ろしいもので、コンサートが行われたレストランでビールを次々にお代わりしてしまい、最後にはヘベレケになってしまったのであった。コンサートに行ったのか、飲みに行ったのか分からなくなってしまったという次第。
9月24日(土)神戸新聞夕刊の「関西学」という記事に関西探偵作家クラブを採りあげてもらった。取材は以前に受けていたのだが、これほど大きく採りあげてもらえるとは思わなかった。横溝正史、山本禾太郎、酒井嘉七、島久平、天城一、山沢晴雄といったそうそうたる作家を輩出している関西はもっと再評価されても良いはずだ。
9月29日(木)に2年ぶりに阪神タイガースが優勝を決めた。今年の後半は強かった。本当に強かった。ダメ虎と言われた時期が信じられないくらいだ。その日は特番を見たため寝るのが遅くなってしまい、翌日の朝のバスでは正真正銘爆睡した。
9月6日(火)〜9月19日(月)
台風のおかげで職場に泊まるはめになったりして、あわただしい日が続いた。
9月10日(土)〜11日(日)はSR全国大会だったので、伊豆長岡温泉に行った。ビールばかり飲んで話していたので、翌日は喉が痛くなってしまった。11日は湯河原にある「西村京太郎記念館」へ出かけた。もちろん西村京太郎のすべての著作が展示されている。初期の頃の作品はほとんど読んでいるのだが、トラベル・ミステリーを量産するようになってからは読まなくなってしまった。その時も話が出たのだが、初期の作品は傑作揃いである。ほとんどが文庫で手にはいるので、読まず嫌いの方はぜひ読んでみて欲しい。まず『D機関情報』と『ミステリー列車が消えた』をお薦めする。
17日(土)は畸人郷の例会。人数は少なくなったが安定してきた。相変わらず本の話で盛り上がる。今回の最大の話題は、作品社から出た『国枝史郎探偵小説全集』であった。帯に記載の「限定1000部」が話の中心となって、あれこれと想像が広がった。何と例会出席者のうち3人が既に購入していたのである(定価5800円(税別)!!!)。