日本玩具博物館
 凧揚げ、コマまわし、羽根つきなど、子どものころの懐かしい正月の風景がここにあった。
 市川のほとりに広がる田園の一角に6棟の白壁土蔵が建ち並ぶ。その建物全体が博物館になっている。
田園の一角に建ち並ぶ6棟の白壁土蔵が博物館  郷土玩具などは、館長の井上重義さんが会社勤務の傍ら、1963年から全国を歩いて収集した。74年の開館時は、私設の「おもちゃ博物館」としてのスタートだった。今では国内だけでなく世界145カ国約8万点の玩具や伝統人形などを収蔵。常設展のほか、企画展や特別展を開催するなど、国内外で高い評価を受けている。
 現在は、丑年にちなんで企画展「諸国牛のおもちゃめぐり〜牛の郷土玩具と天神さん」を開催中(2月17日まで)。牛は弥生時代から農作業に欠かせない動物であり、農耕神の使いとして大切に扱われてきた。それだけに、郷土玩具も牛と人間の暮らしを組み合わせたものが目立つ。全国から収集した300点を展示。
 ★姫路市香寺町中仁野671の3 電話079-232-4388。JR播但線香呂駅下車、東へ徒歩10分。車は播但有料道路船津ランプから西へ5分。開館は10時から17時。水曜休館。入館料=一般500円。
2009年1月20日号