- 斎藤隆夫記念館・静思堂
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粛軍演説で有名な出石出身の政治家・斎藤隆夫の演説の録音テープ、自筆の原稿や手紙類などが展示されている。
1936(昭和11)年の2・26事件直後の第69特別議会での「軍人の政治活動は厳禁すべきだ」との主張は、当時台頭しつつあった軍部に対し、猛省を促したもので「歴史的な名演説」として評価されている。
2回目は1940年2月、戦時体制が強化されるなか、物価騰貴などで疲弊した国民生活の実情をふまえ「10万の将兵は戦場に屍を埋め、これに幾倍する数十万の将兵はいたましき戦傷に苦しんでいる…徒に聖戦の美名に隠れて…国民に犠牲を要求するばかりが政治の能事ではない」と痛烈に批判。これに対し軍部が反発し、衆議院議員を除名される。しかし、国民の中に大きな反響を呼び、全国からの激励はがきは700通に達した。
この除名から大政翼賛会へと突進むのだが、今また田母神某のような軍人が現れている。平和・人権のたたかいの強化へ、思索の場でもある静思堂を訪ねてはどうだろう。
★豊岡市出石町中村 電話 0796-52-5643。 JR豊岡から出石行きバスで30分。開館は9時半〜16時。火曜休館。
2009年2月24日号
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