- 能楽資料館
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江戸時代の風情そのままの妻入屋根の商家が軒を連ねる通りにある。
収蔵品は面200点、装束200点、楽器や資料など350点。室町時代に始まったとされる能の今日に至る変遷を知ることができる。最も数多い女面をはじめ、猩々や翁、般若など、心の奥深く宿る愛憎、喜怒哀楽を表現している。600年にわたる積み重ねによる歴史の重みと芸術的な完成度の高さに圧倒される。
現在、観世、室井、金剛などシテ5流が上演している能は250曲。そのうち兵庫を舞台にしたものは20曲で、京都、奈良に次いで多い。神戸を舞台にしたものは「敦盛」「箙(えびら)」「松風」「乙女塚」など11曲。このほか芦屋の「鵺(ぬえ)」や川西の「仲光」、高砂の「高砂」、たつの市の「室津」、淡路の「通盛」などがある。
なお、近くの春日神社境内には、藩主の青山忠良が1858(安政5)年に寄進したといわれる能楽殿があり、毎年桜の頃に行われる「篠山春日能」は全国的にも有名。
★篠山市河原町175 電話079-552-3513。JR福知山線篠山口駅からバスで本篠山下車3分。開館は9時から17時。月曜休館。入館料=一般700円(丹波古陶館との共通券)。
2009年7月28日号
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