- 丹波古陶館
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篠山は山陰道の要衝であり、天下普請で築城されたお城を中心に丹波の都として栄えた。その時代を今に伝えるのが、妻入りの商家が建ち並ぶ河原町一帯で、古陶館もその一角にある。
白壁土蔵の、かつての米倉を利用した同館には、平安末期の草創期から江戸時代末までの約700年間につくられた代表的な丹波焼が収蔵・展示されている。生活の道具としての初期の作品から、江戸期以降は主に鑑賞の対象として親しまれてきた丹波焼。それらが時代別に展示されているほか、装飾や釉薬ごとに分類されている。そのなかで、画期的なのが登窯による新たな技術の導入だろう。それ以前の素朴で力強く、降灰による緑の自然釉が美しい古丹波から一転して多様な文様や器をつくりだす。釘彫や魚文、印花、摺込、色絵、墨流し、型押しと、時代の推移とともに華やかで多彩な器が生み出されてきた。
丹波焼は日本六古窯の一つであり、収蔵品のうち312点は県の指定文化財になっている。
★篠山市河原町185
電話079-552-2524。JR福知山線篠山口駅からバスで歩5分。開館は10時から17時。月曜休館。入館料=一般700円(能楽資料館と共通券)。
2009年10月10日号
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