- 雇用とくらしの破壊を許さない 総選挙で政治を変えよう!
2009年。政治変革に挑戦する年に新社会党兵庫県本部 委員長 原 和美 -
2009年がスタートしました。年が変わっても、不安が先立つ私たちの暮らしに希望が見えてくることはなく、昨年から続く雇用不安はよりいっそう深刻さを増し、メディアは連日、「派遣切り」された人たちの切実な現状を伝える年明けとなりました。
ついこの間まで私たちの国にあった、暮らしを支える安全網(セーフティネット)が次々に取り外され、この世に誕生するいのちからお年よりのいのちまで、すべてのいのちが危機にさらされるようになりました。にもかかわらず、政治にはその意識が乏しいとしか言いようがありません。「定額給付金」や消費税引き上げの議論も、「労働者派遣法改正」の議論も、多分、現実の問題がどこにあり、いま何が必要なのかがさっぱりわかってないのです。
アメリカ型の市場原理主義経済政策は規制緩和をより進めることになり、競争を煽り、格差の拡大を自己責任としてきたことが、私たちの暮らす社会をいっそう不安定なものにしてしまいました。医療や福祉の現場での人材不足は深刻さを増し、昨年もまた医療機関をたらい回しにされた挙げ句妊婦さんが亡くなられましたし、介護の現場での人材確保も困難を極めています。
一方ではまともに働いても食べていくことができない非正規で働く若者をたくさんつくり出し、そして金融危機、景気が後退したからと真っ先に解雇し路頭に迷わせながら、「自由な働き方」として(派遣と言う働き方は)働く側にもニーズがある、となお言っているのです。
毎年2200億円も減額される社会保障費なのに、米軍再編と思いやり予算2600億円の負担が議論にならなくて、なぜ消費税引き上げの議論になるのか、お金がないといいながら2兆円をポンとばら撒こうとする政治を理解できません。
今年こそ、皆さんと挑戦してみる年にしたいと思っています。少数者の権利が守られるかどうかが民主主義の物差しと言われていますが、現状は圧倒的多数の権利が守られていません。私たちは政治の場では圧倒的多数の少数者なのです。
「ふみ出す一歩は小さな一歩。だけど意味在る大きな一歩」。新年のカレンダーで見つけた言葉です。やはり私たち一人ひとりが立ち上がらなければ政治は変えられないのです。今年こそ勇気を持って立ち上がり、誰もが夢や希望を持ち、当たり前の暮らしを送ることができるような政治へと変えていこうではありませんか。その一歩を踏み出そうではありませんか。
新社会党はそんな皆さんと一緒になって挑戦したいと思います。今年もどうぞよろしくお願いします。









今月9日に持たれた尼崎市役所分会支援闘争委員会と尼崎市との間の交渉で「4月から嘱託職員としての雇用」が約束された。これで目標としていた安定雇用が実現する。まさに全面勝利だ。
校正の間際にほぼ記事の全面書き替えだが、編集者の気持ちも弾む。早速、本郷さんに感想を伺ってみた。「うれしい。丸2年かけて最終目標が達成された。それだけに喜びもひとしお。一時は市役所に何を言っても無理という気もあったが、みんなに支えられてあきらめずに活動を継続できた。最高の形で解決できて信じられないほどうれしい。これで4月からつづけて働くことができる」。
「1年かけて交渉してきたことが一方的に反古にされ、しかも最悪の競争入札となることの理不尽さ。もうガマンが限界に達した。何もしなければ競争入札で切られてしまうか、条件が相当に下がるか。とにかく、失うものはない。何か声に出さないとガマンができなかった。市がもう少し人としてまともに扱ってくれていたら、もっと違っていたと思うが…。気持ちの問題だった。悔しかった。派遣はモノとしての派遣、『人件費ではなく物品費だ』とまで言われた」。「正直言って、体調の悪いときで、気持ちの浮き沈みもあった。だからと言って、悲壮感があったわけでなく、テントでの交流は和気あいあいで楽しかった。全国から思いもよらぬ多くの支援が寄せられ、ほんとうにびっくりした」。
はりまユニオンに加入する派遣労働者の圓山(まるやま)浩典さんは13日、製造業での「2009年問題」をめぐり、8年以上働いてきた三菱重工業高砂製作所とは請負社員当時から事実上、労働契約関係が成立しているとする地位確認を求めて神戸地裁姫路支部に提訴した。
ユニオンに入ったのは、「2009年問題」で自分が解雇されるかもしれないという不安からだった。06年12月、カルフール明石店の閉鎖をめぐるストライキを支援するユニオンの行動が報道された写真を新聞で見たのがきっかけだ。その写真に写っていた「はりまユニオン」のノボリを頼りに連絡先を捜し、はりまユニオンに相談、組合に加入した。これが自分の労働運動の原点だと笑う。
昨年10月、神戸市の長田郵便局で若い仲間を中心に非正規職員だけの「日本郵便非正規ユニオン」が結成された。
分会結成から3ヵ月、福本委員長と福留徹書記長(36歳)に話を聞いた。
年賀状の絵にはピカソのゲルニカを挿入した。虐げられたものの自由を求める叫びに対しての過剰な報復攻撃は70年前と同様に今も繰り返されている。ピカソの叫びは今も変わらずに時代を告発し続ける。
今年こそ希望の持てる年になれば良いのですが、なかなかそうもいきそうにありませんね。
アメリカ発の金融危機による不況を理由に、いま労働者に大量解雇の嵐が襲っている。儲けるときには搾り取るだけ搾り取って、景気が悪くなると膨大な内部留保があるにもかかわらず、非正規職からまるでモノのように切り捨てる。こんな企業のやり方が許されていいはずはない。これにどう対応できるのか、政治が問われている。
●契約期間中の解雇など不当な解雇は許さない●「日雇い派遣」「登録型派遣」をなくし、労働者派遣法の抜本改正●労働基準法の順守。雇用保険、職業安定、労働安全など労働者保護法の拡充●最低賃金を1200円に。公契約法・公契約条例で官製ワーキング・プアをなくす●男と女、非正規と正規の差別をなくし、均等待遇を●失業者対策のひとつとして地方自治体による直接雇用の拡大
9日午後6時から行なわれた「武庫川ユニオン尼崎市役所分会支援闘争委員会」(尼崎地区労、武庫川ユニオン、自治労兵庫県本部など7団体で構成)と尼崎市との交渉で、市側は「市民課で09年4月より嘱託職員として雇用する。細部は武庫川ユニオンと今後協議する」と回答、合意をみた。
冒頭、上山史代委員長が「職を失った派遣労働者の相談が増える厳しい情勢だが、今日は苦しい日常を忘れて大いに楽しんでください」と呼びかけた。スペイン語の「サルー!」で乾杯のあとは武庫川ユニオン音楽隊の歌から始まり、沖縄舞踊、エイサー、朝鮮舞踊、河内音頭の踊りからオールディーズやサルサまで、午後2時から7時までのロングランは盛り上がった。前日からの仕込み、当日朝早くからの準備で用意された300人分の手作り料理を大いに楽しみながら交流を深めた。