- 2月議会前に市民集会開く 尼崎市
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全国ではじめての公契約条例の制定が実現するのか、注目が集まる尼崎市で、条例制定への気運を高めようと、2月市議会の開会を間近に控えた12日、「今こそ公契約条例を 尼崎市民集会」が尼崎市立労働福祉会館で開かれた。集会には127人を超える市民が参加し、あらためて公契約条例の意義や内容、また、条例案審議の論点の解説などを聞いた。尼崎市では昨年の12月議会に議員提案で公契約条例が提案され、継続審議となったが、2月議会では26日の本会議で採決される予定だ。
超党派でつくられた「尼崎にリビング・ウェイジ条例の制定をめざす市民の会」が主催した。尼崎労連・佐々木副議長の司会で始まった集会は冒頭、会を代表して酒井浩二・尼崎地区労議長があいさつ。アメリカで最初にリビング・ウェイジ条例を制定したボルティモア市に見立て「尼崎を日本のボルティモアに」と呼びかけた。
続いて、超党派で条例案づくりを進めてきた「公契約条例を実現させる議員の会」から小柳久嗣・尼崎市議(新風グリーンクラブ)が連帯のあいさつ。破綻が明らかになった新自由主義への反省もなく、市営バス、学校給食、保育所などさらに民営化を推進する内容の来年度予算を批判、公契約条例の問題は市政全体を変える闘いでもあると訴えた。
さらに、都築徳昭議員(虹と緑)が、@基本理念などをうたった基本条例A核心的な部分である公契約制度のあり方に関する条例B公共事業の契約制度のあり方に関する条例の3つからなる公契約条例案の解説を行なった。Aには、公契約の賃金の最低額は市の行政職の高卒初任給を下回らないこととする、などの内容が盛り込まれている。
また、辻修議員(共産党議員団)からは条例案の論点が紹介された。条例案の提出も全国ではじめてのことで、市側は、事業者の経営裁量権に対する「違法性」の疑いとか、政策の整合性などを問題にして反論している。
このあと、自治労組織局アドバイザーの小畑精武さんが、「アメリカ リビング・ウェイジ条例で得たもの」と題して講演を行ない、アメリカでのリビング・ウェイジ運動の経過や特徴、制定による成果などを紹介した。
小西純一郎・尼崎地区労事務局長からは、すでに1万1600筆以上の署名を市に提出したことが明らかにされた。
最後に、大槻・自治労県本部書記長がまとめを行い、「公契約条例制定運動を地域の社会運動と捉えたい。住民の暮らしを守るという自治体の責務を体現していくものだ。尼崎から全国に広げ、大きな社会運動として発展させていこう」と結んだ。
公契約条例案は、23日の総務消防委員会で採決ののち、26日午前10時30分からの本会議で採決され、決着がつく。









神戸空港の将来をめぐっては暗雲が垂れ込めたままだ。搭乗者数は3年連続で319万人の需要予測を下回り、3年目は268万3千人と過去最低を記録した。減便が続き、開港時には全国7都市に1日27往復あった便が、今年4月からは5都市22往復になる。
講師は、東京のフリーター全般労組委員長の清水直子さん。清水さんはまず、04年に結成した同労組を紹介。8割が20代、30代の青年でほとんどが年収200万円以下の非正規労働者で、「自由と生存のメーデー」というサウンドデモや労働相談などに取り組んでいる。
しかし、明らかになってきたのは、まさに現代版「女工哀史」とも言うべき労働実態。彼女たちは毎日4時間、8時間と残業をして土曜、日曜も休みはなく、残業は月平均196時間にものぼる(ユニオンの計算)。毎日9時から17時45分まで働いた後、15分の休憩時間に夕食を食べ18時からはほとんど残業だ。眠くなれば眼を覚ますため、コーヒーの粉を食べて仕事を続けたという。
ただ、今の限りある力ではとても対応できないことは明らかだ。だから、準備を進めなくてはならないのは当然だが、どのように運動を広げ、担う力の結集、ネットワーク化をより広く図っていくのかを一方で追求していかないといけない。人も金もまったく足りない。まず、最低すべきことをていねいに行いながら、そこへの新たな力の結集を図る。