「新社会兵庫」 5月26日号
- 基地問題の取材経験から指摘 「琉球新報」記者が講演
- 「平和、人権、環境が危ない いま憲法が輝くとき」のスローガンを掲げた「憲法施行62年 5・3兵庫憲法集会」が5月3日、神戸市中央区の兵庫県私学会館で開かれ、約300人が参加した。集会では「沖縄から平和を考える―米軍再編と平和憲法―」と題する講演が松元剛さん(琉球新報記者)によって行われるとともに、生存権問題や人権問題などにも焦点を当て、参加団体から3つの闘争報告が行なわれた。
- 兵庫憲法集会に300人
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集会の冒頭、佐治孝典実行委員長が主催者あいさつを行い、ただちに講演に移った。
講師の松元さんは、長く米軍基地問題を取材し、発表したルポなどでジャーナリストとしての受賞も多いベテラン記者。
松元さんはまず、「沖縄問題」とは、平和憲法の下での「あるべき地域の姿」から著しく乖離した状態の総称で、日本の民主主義の熟度を映す鏡であり、全国の問題だと、その本質を提起した。
さらに、豊富な取材経験の中から、嘉手納基地爆音訴訟を紹介。そのなかで基地周辺の家庭の子どもが最初に覚えた言葉が「怖い、怖い」であったことを知り、頭を殴られたようなショックを受けたとも報告した。
また、講演の途中で、04年8月に米軍ヘリが普天間基地近くの沖縄国際大学に墜落した際の事故現場の状況を地元テレビ局が取材、報道した映像もDVDで紹介。映された墜落現場の状況は、事故後ただちに駆けつけた米軍が大学を強権的に封鎖・管理して報道の立ち入りを強圧的に拒否するなど、軍事最優先の光景そのもの。松元さんもこの映像を見るたびに怒りがこみ上げると述べた。
米軍再編問題にも触れ、進んでいるのは「一体化」よりも「日米軍事融合=vであり、その裏面は「本土の沖縄化」だと指摘した。
最後に、憲法の平和主義と国際協調主義を「国の基本形」として取り戻し、軍縮への誓いと行動を国のあるべき姿の根幹に据えることが不可欠だと締めくくった。
講演ののち、同時刻の兵庫県憲法会議の憲法集会とのエール交換≠ニして、同会議幹事の長岡徹・関西学院大学教授からの連帯あいさつ、はるまきちまき(歌のおーまきちまきさんとピアニストのHALMA GENさんのユニット)の歌による平和へのメッセージとつづいた。
平和・人権のために闘う仲間の報告として、@不当な労働を強いられた中国人研修生のたたかいを神戸ワーカーズユニオンの木村文貴子書記長が、A「相次ぐ差別事件」として、悪質化、増加している差別事件の状況を部落解放同盟兵庫県連の橋本貴美男書記長が、B戦後補償問題として、宝塚における市議会決議の取り組みを、田中ひろみさん(正義を求め平和を願い日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む大阪・神戸・阪神連絡会)が、それぞれ報告した。
- 憲法を生かす会・灘や垂水など
- 憲法記念日の5月3日、各地で憲法に因んだ集会や行動などさまざまな取り組みが行なわれた。
神戸市灘区では「憲法を生かす会・灘」が、午前10時から王子動物園前で宣伝行動を取り組んだ。毎年行なっている恒例の行事で、吉田俊弘同会事務局長(元兵庫県議)、井上力・元神戸市議、小林るみ子神戸市議らがつぎつぎとマイクで訴える傍らで、子ども連れの来園者にチラシを配布した。
チラシには、第2次大戦中の1943年、軍によって「動物を殺せ」という命令が出され、それに当時の動物園長らが抵抗したこと、軍とのやりとりのなかで結局、「どうしても処分するのなら、せめて自分たちの手で一番苦しまないように」と園側が処分≠オたことなど、戦争ゆえの悲しい出来事も紹介されており、それをしっかり読んでいる子どもの姿もあった。
また、垂水区でも3日午前、「憲法を生かす会・垂水」がJR垂水駅西口で宣伝行動を行なった。
- 関西規模で抗議の学習会 5.9 大津市
- 滋賀県高島市のあいば野へのPAC3(地対空誘導ミサイル・パトリオット3)配備に反対する学習会が5月9日午後、大津市の滋賀県教育会館で開かれ、近畿各地から約80名が参加した。主催は、「フォーラム平和関西ブロック」と市民団体「あいば野に平和を!近畿ネットワーク」の両団体。昨年11月、陸上自衛隊あいば野演習場での日米合同軍事演習に抗議する集会をはじめて共催したのにひきつづく2度目の共同主催となった。
学習会の冒頭、司会の「憲法を生かす会滋賀」の稲村守さんから、PAC3が4月28日未明、あいば野演習場の一角にある航空自衛隊第12高射隊に密かに搬入・配備され、このことに抗議する申し入れを5月2日、主催の両団体で航空自衛隊同隊に対して行ったことが報告された。これまで配備時期は「今年2月から夏までの間」ということしか明らかにされていなかったが、申し入れを通じて搬入日は関係自治体にも知らせていなかったことが明らかになったほか、「防衛機密」一点張りでどんな質問にも答えようとしなかったことが紹介された。
強行配備抗議の意味が加わった学習会では、両団体代表のあいさつのあと、「役にたたないミサイル防衛」と題して、和田長久さん(原水禁専門委員)が講演を行なった。
和田さんは日本のミサイル防衛(MD)のしくみを紹介し、その問題点を指摘した。PAC3は、イージス艦から発射される迎撃ミサイルSM3が撃ち漏らした相手ミサイルを目標とするもので(高度200`以内)、技術的には実に不確実なもの。日本政府は6つの高射群へのPAC3配備を進めているが、ミサイル防衛には膨大な費用がかかると言われている。当面の費用として1兆円、最終的には6兆円を超える。しかも、毎年1度、米国で行なわれるPAC3の発射訓練では、1発に約5億円、全体で23億円がかかることなども明らかにされた。SM3は1発20億円以上で、昨年11月、ハワイ沖での失敗した発射実験では60億円超が使われた。
- 第3次全戸配布行動へはずみ
- 「原和美を国会に送る会」(原和美選対)は5月16、17日の両日、昨年10月以来となる第3次全戸配布の総行動に取り組んだ。
新社会党はこの行動に先立って16日午前、兵庫県内の党員をはじめ、近畿や四国からの支援の参加者を結集して、灘区の六甲道勤労市民センターで「原和美必勝!党員決起集会」を開いた。
決起集会では、粟原富夫・兵庫県本部委員長代行がまずあいさつ。全国からの支援への感謝を述べ、原和美さんの元気な奮闘ぶりと、長い準備期間の中で明らかに支持が広がってきている状況を報告した。
党中央本部からは松枝佳宏書記長が出席し、「総選挙では兵庫1区で立派な成果を上げ、来年の参院選へ大きな流れをつくる突破口としよう」と訴えた。
支援の四国、近畿ブロックの各県本部代表も次々と連帯の意を表しながらそれぞれに決意を述べた。
これらを受けて、最後に原和美さんが決意表明。「全国の支えが私の元気の源。選挙までの準備期間が長引いて、その分、歩きまわることができ、まちの人々の色々な声や思いに触れることができた。自公だけでなく民主党への批判も強い。ほんとうに厳しく政治を見ている。私は、選挙を通じてこうした人たちと一緒に政治を変えていけると確信している。テレビ出演もしたが、そのいい影響が出ていればうれしい」と、裏話も披露しながら力強く所信を述べた。
総行動は、2日目は雨にたたられたが、2日間で数万枚のチラシがまいた。
- 灘区ですでに5ヵ所開催
- 新社会党灘総支部(三木平委員長)は昨年末の浜田自治会館を皮切りに、区内の地域単位で「原和美囲む会」の連鎖的な開催に取り組んでいる。
今年に入ってこれまで鶴甲自治会館、灘区民ホールが済み、5月9日に岩屋青年会館、10日は摩耶自治会館で「囲む会」を開いた。司会と応援弁士の役を、地元の吉田俊弘元県会議員、井上力県政対策委員(元神戸市議)、小林るみ子神戸市議の3人が交代で担いながら進めている。
30〜40人程度の小さな規模だが、その分、今の政治に関する厳しい意見や原和美さんへの激励や期待、要望が、率直かつ活発に出されてきて原さんを元気付けている。
集会のときだけでなく、集会準備の過程でも支持者の方が深くかかわってくれたりして、支持の広がりを実感させてくれる。
9日の「囲む会」に向け、いつもは実施していない阪神西灘駅で臨時の朝立ちを計画したところ、駅近くのタバコ屋のSさんが、朝3時から起きて店の道具なども駆使しながら特製の手作り演説台をつくって待っていてくれた。「演説台」と書かれたお立ち台にパラソルが取り付けられ、タバコのノボリを利用して、「原和美を応援する会」とある。家の周辺にビラも配ってくれたが、応援はこれだけでは物足りず、ついに自分で応援演説のマイクまで握ってくれた。
- TV番組や憲法タウンミーティングで
- 改憲をめざす日本青年会議所主催の「憲法タウンミーティングINひょうご」にパネラーとして出席した原和美・新社会党副委員長は、「現憲法を変える必要はない。暮らしや平和外交などにもっと生かすべきだ」などと、護憲の立場から論陣を張った。3日の憲法記念日、同会議所が全都道府県で開催したもので、兵庫では神戸市垂水区のレバンテホールで開催され約600人が参加した。
タウンミーティングはコラムニストの勝谷誠彦氏の司会ですすめられ、原さんと共産党の吉井英勝衆議院議員が護憲の主張を展開し、自民党の鴻池祥肇参議院議員、改革クラブの西村眞悟衆議院議員が改憲の必要性を述べた。
改憲の側が隣国のミサイル発射を例に、「すでに戦争状態にある。9条があろうとなかろうと戦争は起こる」「パトカーに先導されないと動けない軍隊がどこにあるのか。戦力の保持を明記すべきだ」などと9条改正の必要性を主張したのに対し、原さんは「憲法は権力を規制している」「軍隊をどれだけ大きくすれば国民を守ることができるのか。前文で2度と戦争をしないことを謳っているように、日本を本当に守りたいのであれば戦争をしない決断をすることだ」などと反論した。前文や9条を中心に議論されたが、このほか核廃絶への動き、南京大虐殺や従軍慰安婦問題などをめぐって議論が沸騰した。
会場からは、コーディネーターを務めた改憲論者の勝谷氏に対し、「主観がはいり過ぎている。もっと公正にすすめるべきだ」などの意見が出された。(N)
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また3日は、その日放映された読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会―憲法スペシャル」にも原和美副委員長が2度目の出演。ゲストで出演した安倍晋三元首相とも改憲問題をめぐって直に論戦を交え、視聴者の注目を集めた。「9条に国軍としての存在や交戦権の保持を明記せよ」などの改憲派の主張や「押し付け憲法」論に対し、原さんは「憲法前文は、戦争の犠牲と反省の上に『再び過ちは繰り返さない』という国際社会への日本の宣言だ」などと述べた。
- 岩波新書『金融権力』などの著者としても有名な国際経済学者の本山美彦さん(京都大学名誉教授)が原和美後援会代表に就任された。大学での講義・研究の傍ら、金融危機、世界恐慌の問題などの講演や著作などで超ご多忙にもかかわらず、原和美さんをぜひ国会にと、ご尽力いただくことになった。
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- 政界の泥沼に染まっていない誠実な人 原和美さん
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いつのまにか、懸命に生きている人たちが生活できなくなってしまいました。首切り、倒産、資金繰り悪化が大変な規模で進んでいます。大きな医療負担によって、病院にも行けなくなってしまいました。年金だけでは食べていけなくなってしまいました。安心して子供を産み、育てることができなくなってしまいました。高騰する授業料のために、大学にいけなくなってしまいました。政治は大混乱しています。
いまや、私たちの社会は酸欠状態です。この哀しすぎる情況から抜け出すには、私たち、普通の生活をおくっているものたちが、身を守るために、多くの力を合わせるしかありません。力を合わせるために輪(和)の中心を作り出さねばなりません。そのためにも、政界の泥水に染まっていない誠実な人、軽薄なマスコミに踊らされていない中身のしっかりした人、真面目で、庶民そのもののリーダーを選ばねばなりません。それが、原和美です。この人の清新さ、高い志、そしてなによりも人を和ませる笑顔が日本を変えてくれると確信しています。
本山美彦(原和美後援会代表)
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- 第14回被災地メーデーが5月1日、昨年と同様、神戸市兵庫区の湊川公園で開かれた。
今年掲げられたテーマは「フツーに働きたい」。
正午から始まった第1部《連帯の広場》は、詩人の玉川侑香さんの詩の朗読から始まり、震災犠牲者らへの黙祷が捧げられた。青木昭憲実行委員長(神戸地区労議長)が被災地メーデー・アピールをもとに、「つくられた格差・貧困の中で労働者が生きていけない′サ実に直面している。『フツーに働きたい!』『フツーに生きさせろ!』ともっと堂々と声をあげよう」と訴えた。神戸ワーカーズユニオンの「劇団」もこのテーマをもとに、派遣切りやサービス残業で過労死する会社員などを描いた小劇を披露した。
会場を取り囲む屋台が賑わうなか、ステージは第2部《熱唱&熱笑inみなとがわ》で盛り上がった。「被災地メーデー常連¢g」の岡本光彰さん、加納浩美さん、ちんどん通信社、グルーポ・マルテス新長田、はるまきちまきの歌と演奏や漫才などがつづき、旭堂南陵さんもおなじみの講談を披露した。
メーデー川柳の入選作が紹介・表彰され、最後は《お楽しみ抽選会》で会場は大いに湧いた。
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- 深刻な世界不況のなか、第80回メーデーが各地で催された。神戸市中央区の大倉山野球場で開かれた連合系の「第80回兵庫県メーデー神戸中央大会」では、新社会党兵庫県本部は会場入り口で、原和美委員長を先頭に激励の宣伝行動を行った。
- 中国人実習生問題は新局面へ
- 神戸市北区にある縫製業「川上株式会社」の未払い残業代の支払いを求めて、神戸ワーカーズユニオンに加入して闘った8人の中国人実習生は3月24日、大阪南港発のフェリーで帰国したが、たたかいは続いている。
待ち望んだ家族との再会はやっと果たせたが、帰国後も出国時の保証金と家や土地の権利書を返してもらうのにずいぶん手間取り、努力も必要とされた。日本で不当、不法な会社の行為に対して当然の要求と行動をしただけなのに…。4月中旬、ようやくそれらが全員に返ってきたことが確認できた。
帰国前に日本での第1次受け入れ機関である「兵庫県輸出縫製品工業協同組合」との間で和解が成立、一定の和解金、滞在費などを手にすることができたが、当の「川上」は最後まで頑として支払いを拒み、彼女らに嫌がらせを続けた。
帰国前から裁判の準備をし、帰国後、神戸ワーカーズユニオンが裁判の準備を整えていたところ、会社側弁護士から4月24日、「川上」が自己破産するとの文書が届いた。自己破産すると裁判が中断するため、川上社長・会長を労働基準法と最低賃金法違反で告発した後、裁判で支払いを求めていくことにしている。
- ひょうごユニオンが県労働局と
- 昨年末から「派遣切り」に係わる相談が急増し、今年3月末には多くの製造業で派遣受入期間抵触日を迎えることから、ひょうごユニオン(小西純一郎委員長)は3月、兵庫労働局に対して「2009年問題」や「派遣切り」などに関する要望書を提出していたが、これに対する回答と意見交換の場が4月22日、兵庫労働局の会議室で持たれた。ユニオンから9人が参加した。
偽装請負は、他社の労働者を自社の労働者のように仕事の指示や命令を行い、勝手に使うことだ。だからこそ、他社の労働者を使ってきた会社は、その責任を取って直接雇用せよと私たちは求めている。ところが、労働局がこうした違反企業に対して行っているのは、「直接雇用をするよう『推奨』する」だけだという。平たく言えば、違反企業に「正社員にしたほうがいいんじゃないですか」と言うだけだ。違反について何の罰則も処分もない。ましてや「推奨」に何の強制力もない。そんなことで、偽装請負や違法派遣がなくなるわけがない。
この日は、偽装請負・違法派遣がワーキングプアの温床にもなっていることから、議論の大半がこの問題に集中した。
あかし地域ユニオンから、派遣契約の途中解約について、厚労省の通達にも従わず残契約期間の賃金を支払わない派遣会社の問題について、当事者から報告し、改善を求めた。また、シルバー人材センターによる偽装請負問題や中国人研修生問題など、この間、各地域ユニオンで直面した具体的な実例を示しながら、労働行政としての真剣な改善を求めたが、残念ながら私たちが期待できる議論にはならなかった。
労働者派遣法は、どうにか野党4党による共同修正案の提出が見えてきたようだが、これからも具体的な事案をもとに、労働行政の現場に法改正(規制強化)の必要性を求めていきたい。
(塚原)
- 熟年者ユニオンが定期総会
- 熟年者ユニオン(米岡史之会長)は、この1年間で13人が加入するという大きな前進の中で(一方では加齢で5人が脱会)、第10回定期総会を4月28日に神戸市内で開催した。昨年の総会よりも約10人多い61人の参加で、結成10年目の活動方針を確立した。
総会では、米岡会長のあいさつののち、神戸地区労、東播高齢者の会から来賓あいさつを受け、松野四郎事務局長が活動報告、方針提案を行なった。
活動方針では、ビラ配布、署名活動、デモなどハードな活動と、カラオケ、マージャン、ハイキングなど楽しい行事は、熟年者ユニオンの活動にとっては車の両輪だということを前提に、敬老パスの無料化と後期高齢者医療制度の廃止に全力で取り組むことを決めた。また、年金、健康、医療、福祉などについての学習会を一般市民にも呼びかけて開催すること、地区労、地域ユニオンとの連携の強化を図ること、そして、さらなる組織拡大に取り組むことなども確認した。
第2部では食事をしながら会員のフラダンスを見たり一緒に踊ったり、アコーディオンの伴奏で「歌声」をみんなで楽しんだりと、楽しい総会となった。(Y)
- 神戸空襲を記録する会
- 神戸空襲を記録する会(中田政子代表)が毎年、神戸大空襲の傷跡などを訪ね歩く「戦跡ウォ−ク」は今年で11回目。今年は6月7日午前10時から。JR鷹取駅改札前に集合。田辺眞人先生(園田学園女子大学教授)も同行して解説する。
1945年の神戸空襲では3月17日、5月11日、6月5日の3度の大空襲などで神戸市のほとんどは焦土と化した。「戦争を繰り返してはいけない」という思いから、空襲の記憶を風化させないために、「戦跡ウォーク」が取り組まれてきた。
- 新社会党が訪問団を派遣 4.27〜5.5
- 新社会党は4月27日から5月5日までの日程で、革命勝利50周年を迎えたキューバに、栗原君子委員長を団長とする総勢67名の訪問団を派遣した。現地では革命50周年記念メーデーをはじめ各種の行事に参加、キューバ共産党との交流を行なうとともに、キューバが力を入れている医療、教育などの国民生活や中南米との連帯などについて学び、交流する機会を持った。
兵庫県からは福田純子さん(神戸市中央区)、菅沼祥三さん(同垂水区)の2人が参加した。今回から2回にわたって二人からのキューバ訪問の報告を連載する。【編集部】
◇ ◇
- 医療などの諸施設を見学・交流
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待ちに待ったキューバ行きの日を迎えるまで心配を多々抱えていた。成田に着いてしまえば、団体についていけばいい。しかし、成田に行くまではひとり。午後2時の結団式に間に合うように行くには遅くとも午前中には出発せねばなるまい。関空から成田への便はない。伊丹からとなると、さあ、どうやって行こう。ポートライナーに乗ってリムジンバスに乗ってとなると、スーツケースが重荷だ。そこでMK乗合タクシーを頼むことにして問い合わせると、伊丹へは行かない。個人でとなると6〜7千円かかるという。こんなところにお金を使いたくない。そこで思い切って宅急便を頼むことにした。あとは搭乗券の手配。シルバー割引で買うことを同行する菅沼さんからお聞きし購入しようにもインターネット扱い。これまた、私はできない。運よく党の総支部事務所にその時いらっしゃったこの道に明るいTさんにお願いして、たちまちにしてコンビニで購入するところまで付き合っていただく。これでひと安心。あとは、当日、朝イチのポートライナーに乗ることでスムーズにいくことができた。ここに辿り着くまで何人もの人のお世話になる。感謝、感謝である。
さて、前置きが長く続いたが……。
カナダのトロント経由でキューバの首都ハバナに着いたのは、出発してから2日目の4月28日午後。空港からホテルに向かう間、ガイドを受ける。キューバは小さい島を含めれば4千以上の島から成り立っており、ハバナの人口は220万人。ここの住民は、往々にして移動はヒッチハイクだそうだ。通勤も帰省も。高速道路だって何人もが手を上げるのを見かけた。
そして、5連泊するホテルに到着。ちょっとした広い部屋でウェルカム・ジュースと称してグラナディーナ(ざくろジュース)をいただき、栗原委員長をはじめ代表団7人はキューバ政府からの招待で別行動することを知らされる。
私たちは29日、産婦人科ホーム、リハビリテーションルーム、障がい児施設、世界遺産となっているハバナ旧市街歴史地区を見学。ICAP(イカップ=諸国民友好協会)の人と面談し、30日はファミリードクター診療所、ラテンアメリカ医科大学も見学。午後からはゲバラと行動を共にした革命体験者のお話を聞いた。
そのうちのひとつ、障がい児施設について紹介する。いま、ここには1歳〜18歳の子どもたち40人が入所している。職員は医者、看護師、心理学者、労働センターセラピー、専門医ら70人。子ども1人に職員1人がつくので、常時働いているのは40人だそうだ。入所している子の両親はここで教育を受けるだけでなく、自分の子に直接関係ない仕事もここでしている。経営の負担は厚生省等で、すべてが無料。私は入所しているおんなの子の手を握り、心のぬくもりを感じながら一緒に写真におさまった。
ホテルに帰ればラテン音楽のリズムに毎日癒されながら、予定の日々を過ごした。福田純子
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