- 許すな!防災名目の軍事訓練
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10月2日から4日にかけて、神戸港に海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が入港し、一般公開にとどまらず、防災≠ノ名を借りた軍事訓練まで行なった。この間、神戸市では阪神大震災を契機に、神戸まつりや防災訓練に自衛隊が参加するようになり、自衛隊の市民生活への浸透が進められているが、さらに、神戸まつりや「海の日」に合わせて頻繁に自衛艦が神戸港に入港しているという事態に至っている。
とくに今回の入港では、自衛隊の主催によって艦上で県や神戸市の防災担当者や警察等を集めた「防災意見交換会」や災害救助活動の展示訓練などが行われ、これまでの入港とは大きな違いがある。
そもそも平和的な商業港である神戸港に自衛隊艦船が入港すること自体が問題だが、今回は防災・災害に名を借りて軍事訓練が強行されたことは許されるものではなく、入港を認めた港湾管理者である神戸市の責任は重大だ。
今回入港した「くにさき」は輸送艦とされているが、 軍事的実体はLST(Landing Ship Tank)、つまり戦車揚陸艦である。LCAC(Landing Craft Air Cushion)という高速で走る現代版強襲上陸用舟艇(ホーバークラフト)を使用して大型戦車を海外の地に強襲上陸させる能力を持つ、戦車を上陸させるための、きわめて攻撃的な艦船だ。
今回の防災担当者を集めた防災訓練では、このLCACが、東灘区の新明和工業を使って実際に陸に上陸する訓練まで行われた。これは明らかに防災に名を借りた自衛隊のデモンストレーションで、軍事利用の日常化や戦争協力体制づくりを狙ったものだと言わねばならず、認めることはできない。
今回の自衛艦の神戸港入港をめぐって、全港湾や自治労、平和のための市民行動などで構成する「平和憲法を守る兵庫県連絡会」や神戸地区労は9月28日、入港に反対して、神戸市に対して入港を許可しないように求める申し入れを行なった。(中村)









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