店主の極私的日記(2014年9月〜2024年5月)

2024年5月16日(木)
 おかげさまで弊店はこの4月26日で開店10周年を迎えました。ここまで店を続けることができたのは、皆さまのおかげと心から感謝いたしております。本当にありがとうございます。
 また個人的なことですが、この5月で70歳となりました。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
 新しく棚に並べた本を紹介いたします。友人である吉本研作氏が刊行したホームズ研究のパロディの書籍です。タイトルは『異聞シャーロック・ホークス』です。
 価格は2700円+税(2970円)です。



2024年2月22日(木)
 現在棚に並べている本を紹介いたします。
 ROM叢書の『怒れる老婦人たち』(レオ・ブルース)と『レイヴンズスカー山の死』(アルバート・ハーディング)です。どちらも1760円です。


『怒れる老婦人たち』(レオ・ブルース)は完売いたしました。ありがとうございました。

2024年2月4日(日)
 今年もはや2月になってしまいました。
 新しく入荷した本を紹介いたします。
 徳間時代小説文庫の倉坂鬼一郎の「若さまシリーズ」全8冊です。セットで2500円です。


2023年11月28日(火)
 今村昌弘先生の新作「でぃすぺる」の「お渡し会」を11月26日(日)に開催いたしました。
 今村先生をはじめ、ご参加いただいた皆さまには心よりお礼を申し上げます。

2023年11月18日(土)
 新しく入荷した本を紹介いたします。
 ヒラヤマ探偵文庫の新刊『ラヴデイ・ブルックの事件簿』と『1930年のイギリス料理』です。前者は2100円、後者が3100円です。


2023年10月27日(金)
 昨年に引き続き「横溝正史先生 生誕地碑建立記念イベント」を、今年も開催することになりました。ぜひご参加ください。
 日 時 2023年11月11日(土) 午後2時から
 場 所 東川崎地域福祉センター
      〒650-0044
      神戸市中央区東川崎町5−1−1
 内 容 講演「雀百まで踊り忘れず…敬愛する小説家・横溝正史の魅力を語り尽くす」
                      作家 真山 仁 先生
 参加費 無料

 ※ 周辺に駐車場はありませんので、自動車での来場はご遠慮ください。

東川崎地域福祉センターへの道筋
東川崎地域福祉センターは東川崎第2住宅に隣接しています。東川崎第2住宅を目印にお越しください。

「横溝正史先生 生誕地碑建立記念イベント」は無事終了いたしました。ご参加いただいた方には心よりお礼を申し上げます。

2023年10月18日(木)
 新しく入荷した本を紹介いたします。
 我利我書房『怪奇探偵小説家 西村賢太』(3刷)です。値段は3000円です。


2023年9月21日(木)
 新しく入荷した本を紹介いたします。
 ヒラヤマ探偵文庫の新刊『ある刑事の冒険談』と『二重の影』です。前者は2100円、後者が800円です。


2023年9月9日(土)
 新しく入荷した本を紹介いたします。
 ヒラヤマ探偵文庫から刊行された『英国犯罪実話集2』と『林檎の種』です。前者は2100円、後者が800円です。


2023年7月9日(日)
 新しく入荷した本を紹介いたします。
 光文社文庫から刊行された「山田風太郎ミステリー傑作選」(全10冊)です。残念ながら帯がほとんど着いていませんが、全冊揃っています。10000円です。


「山田風太郎ミステリー傑作選」は完売いたしました。ありがとうございました。

2023年6月25日(日)
 朗報です。ROM叢書19『ブレッシントン海岸の死』(レオ・ブルース)が入荷しました。この機会にお求めくださいますようお願いいたします。1800円です。
 同叢書20『人狼ユーグその他の奇譚集』(エルクマン・シャトリアン)は在庫ございます。あわせてお買い求めください。こちらは1600円です。


『ブレッシントン海岸の死』(レオ・ブルース)は完売いたしました。ありがとうございました。

2023年6月15日(木)
 新しく書棚に並べた本の紹介第2弾です。
 今回は「「新青年」趣味」23号で、横溝正史の特集です。340ページの大冊です。ぜひお買い求めください。2000円です。


2023年5月28日(日)
 新しく書棚に並べた本を紹介いたします。何種類かありますので、順次紹介していくつもりです。
 最初は「Re-ClaM Vol.10」と「Re-ClaM ex.4」です。どちらもパトリック・クェンティン(クェンティン・パトリック)の特集です。相変わらずの濃い内容で圧倒されます。クェンティンもメジャーになりましたね。筆者の学生時代のことを考えると隔世の感があります。どちらも1000円です。


2023年5月7日(日)
 今年のゴールデン・ウィークも今日で終わりですね。なかなか日記を更新できませんが、頑張りたいと思います。新しくグレアム・グリーンの著作(洋書の初版があります)が入荷しました。オンライン・ショップをご覧ください。「おとなしいアメリカ人」(英初版)等々です。


2023年3月11日(土)
 新しく入荷した本をお知らせします。刑事コロンボ関係の同人誌「Columbo! Columbo!」です。2号から5号までの4冊で、2000円です。


 「Columbo! Columbo!」は完売いたしました。ありがとうございました。

2022年12月25日(日)
 新しく入荷した本をお知らせします。ROM叢書19『ブレッシントン海岸の死』(レオ・ブルース)と同叢書20『人狼ユーグその他の奇譚集』(エルクマン・シャトリアン)です。それぞれ1800円と1600円です。


『ブレッシントン海岸の死』(レオ・ブルース)は完売いたしました。ありがとうございました。

2022年10月15日(土)
 新しく入荷した本をお知らせします。ヒラヤマ探偵文庫から刊行されました『ニューヨーク・ネル 男装少女探偵』です。1500円です。

2022年10月2日(日)
 新型コロナウィルスの関係で2年続けて開催できませんでした「横溝正史先生 生誕地碑建立記念イベント」ですが、今年は開催することになりました。ぜひご参加ください。
 日 時 2022年11月12日(土) 午後2時から
 場 所 東川崎地域福祉センター
      〒650-0044
      神戸市中央区東川崎町5−1−1
 内 容 講演「横溝正史について私が知っている二、三の事柄」
               ミステリ評論家 新保博久先生
 参加費 無料

 ※ 新型コロナウィルス感染対策のため、マスクの着用をお願いします。
 ※ 周辺に駐車場はありませんので、自動車での来場はご遠慮ください。

東川崎地域福祉センターへの道筋
東川崎地域福祉センターは東川崎第2住宅に隣接しています。東川崎第2住宅を目印にお越しください。

本イベントは11月12日に無事開催できました。ご参加されました皆さまには心よりお礼を申し上げます。

2022年4月29日(金・祝)
 新しく入荷した本をお知らせします。牧神社(何と懐かしい名前!)から刊行されていた絵入り本シリーズのうちの4冊です。『のすたるじあ』(城昌幸)1800円、『皇帝に捧げる乳歯』(オルランド)2000円、『アリスの教母さま』(W・デ・ラ・メア)1800円と『寓話』(R・L・スティーヴンスン)1800円です。

2021年12月26日(日)
 新しく入荷した本をお知らせします。ROM叢書17『死者の靴』(レオ・ブルース)とROM叢書18『ペンバリー屋敷の闇』(T・H・ホワイト)です。それぞれ1800円と1600円です。


 『死者の靴』と『ペンバリー屋敷の闇』は完売いたしました。ありがとうございました。

2021年12月15日(水)
 新しく入荷した本をお知らせします。ヒラヤマ探偵文庫『不思議の達人(上)』(ジェレット・バージェス)と『虹の秘密』(加藤朝鳥)です。不思議の達人(上)』の方は在庫僅少となっています。それぞれ2500円と1000円です。

2021年12月9日(木)
 弊店が「【神戸】ミステリの聖地「うみねこ堂書林」で古き良き探偵小説に出会う!」という題名で、「るるぶ&more」のサイトで紹介されました。内容は、店の書棚の写真、横溝正史先生の生誕地碑など詳細に紹介していただきました。ぜひご覧ください。

 「るるぶ&more」の弊店紹介ページ
2021年11月24日(水)
 新しく入荷した本を続けてお知らせします。「Re-ClaM Vol.7」(特集:書物狂森英俊の生活と意見)と「Re-ClaM ex Vol.3」(F・W・クロフツ)の2冊です。それぞれ1500円と500円です。

2021年11月21日(日)
 新しく入荷した本をお知らせします。既に在庫は本当に僅かになっています。『二人がかりで死体をどうぞ』(瀬戸川猛資と松坂健の共著)です。両氏とも既に故人となられました(こう書くのが本当に辛いです)。松坂氏は何度か弊店にも足を運んでいただきました。本書は3500円です。
 『二人がかりで死体をどうぞ』は完売いたしました。ありがとうございました。

2021年11月13日(土)
 例年11月に開催しています横溝正史先生 生誕地碑建立記念イベントですが、新型コロナウィルス流行のため、昨年と同様に今年も中止させていただきます。本当に残念です。来年こそ皆さまにお目にかかれることを心から祈っております。

2021年10月29日(金)
 新しく入荷した本をお知らせします。「ユリイカ」や「カイエ」といった雑誌です。「現代フランス小説」、「バルガス=リョサ」、「安部公房」、「ラテンアメリカ文学の現在」、「ベル・エポック」といった興味深い特集号が含まれています。ぜひお買い求めください。

2021年10月11日(月)
 新しく入荷した本をお知らせします。ヒラヤマ探偵文庫の新刊『ロムニー・プリングルの冒険』(クリフォード・アシュダウン)です。価格は2500円です。作者のクリフォード・アシュダウンはソーンダイク博士シリーズの作者R・A・フリーマンとジョン・ジェームズ・ピトケアンの合作のペンネームです。ぜひお買い求めください。

2021年10月7日(木)
 新しく店に並べた本をお知らせします。『もふもふ堂画集 神戸の風景 Best Selection 2010-2020』(もふもふ堂)(税込2640円)です。内容は「神戸市電の時代」、「ポートピア'81の頃」、「2000年代のKOBE」の3部に分かれています。収録された絵はどれも素晴らしいのですが、特に「神戸市電の時代」は自分の小さい頃を思い出させてくれて、本当に懐かしいです。三宮そごう、国際会館、神戸タワー、どれも良いです。でも、「トアロードアーケード」の画が最高ですね。「TOR ROAD」の上に「SONY」の文字。今でも目を閉じれば思い出すことができます。ぜひお買い求めください。

2021年8月21日(土)
 新しく入荷した本をお知らせします。別冊Re-ClaM『ジャスミンの毒』(クライド・B・クレイスン)(2200円)です。お気軽にお問い合わせください。

2021年8月19日(木)
 8月14日に続いて在庫のお知らせです。
 以前にお知らせしました「Re-ClaM」第5号(1000円)、別冊Re-ClaM『虚空に消える』(ホレーショ・ウインズロウ&レスリー・カーク)(2000円)も僅かですが在庫があります。こちらもお気軽にお問い合わせください。
 『虚空に消える』は完売いたしました。ありがとうございました。

2021年8月14日(土)
 新しく入荷した本をお知らせします。ヒラヤマ探偵文庫の新刊『英国犯罪実話集』(1800円)です。
 以前にお知らせしました「Re-ClaM」第6号(1500円)、別冊Re-ClaM『血文字の警告』(サミュエル・ロジャース)(2200円)は僅かですが在庫があります。お気軽にお問い合わせください。
 『英国犯罪実話集』は完売いたしました。ありがとうございました。

2021年7月22日(木)
 今村昌弘さんの第3作『凶人邸の殺人』が7月29日に刊行されます。弊店「うみねこ堂書林」でも『兇人邸の殺人』のサイン本を取り扱わせていただくことになりました。
 既に予約されておられる方もおられると思いますが、まだ予約をされていない方がおられましたら、ぜひ弊店へお申し込みください。よろしくお願いします。
 『凶人邸の殺人』は完売いたしました。ありがとうございました。
2021年5月23日(日)
 引き続き新しく入荷した本をお知らせします。「『新青年』趣味」第21号です。今号では木々高太郎が特集されています。価格は2000円です。364ページありますので、読み応え十分です。ぜひお買い求めください。

2021年5月17日(月)
 新しく入荷した本をお知らせします。「Re-ClaM」第6号(1500円)と、ヒラヤマ探偵文庫の新刊3冊(『女探偵 ドーカス・デーン』(2800円)、『悪の華』(2000円)、『ベデガー・ロンドン案内1905年版』(1500円)です。
 『ベデガー・ロンドン案内1905年版』は完売しました。ありがとうございました。

2021年5月6日(木)
 新しく店に並べた本をお知らせします。山田風太郎の文庫本です。やはり角川文庫が多いです。旧カバーのものもあります。ぜひお買い求めください。

2021年5月1日(日)
 新しく入荷した本について、お知らせします。Re-Clam叢書の『虚空に消える』(ホレーショ・ウインズロウ&レスリー・カーク)です。2000円(税込)です。部数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。
 『虚空に消える』は完売いたしました。ありがとうございました。

2021年4月18日(日)
 神戸史学会から「歴史と神戸」という雑誌が刊行されています。その327号と328号に渋谷武弘さんが「横溝正史『悪魔の手毬唄』 鬼首村を推理する」を書かれています。横溝ファンには見逃せない論考です。店にも置いています。ぜひお買い求めください。1冊660円(税込)です。
2021年3月6日(土)
 ヒラヤマ探偵文庫の新刊、11『ローランド屋敷の秘密』(M・R・ラインハート)が入荷しています。価格は1500円です。「ミス・ピンカートン最後の事件」でシリーズ完結作です。ぜひお買い求めください。
2021年2月27日(土)
 昔出版されていた「ヒッチコック・マガジン」は臨時増刊号も含めて全50冊ありますが、そのインデックスがあるのをご存知でしょうか。「マイナー・インデックス通信」第19号がそれです。そこでは各号の作品リスト、作家別作品目録(原題付き!)が作成されており、掲載された作品が一目でわかるようになっています。CD−ROM付きなのでより簡単に検索できます。そのインデックスの改定新版第2版が刊行されました。当店でも扱っています。CD−ROM付き、2000円です。貴重な資料なので、ぜひお買い求めください。
 なお私事ですが、「ヒッチコック・マガジン」の収集は高校時代から始めましたが、縁がないのかなかなか見つからず、あと3冊になってから数十年が経っていました。ところが見つかる時には見つかるもので、数年前にやっと完揃いとなりました。従って、このインデックスには本当にお世話になっています。
2021年1月30日(土)
 新しい年も既に1月が終わろうとしています。今年初めての書き込みです。新しく入荷した本のお知らせです。
 盛林堂ミステリアス文庫「蒸気の国のアリス」(フランチェスコ・ディミトリ)が少部数ですが入荷しています。価格は3500円です。
 本書は完売しました。ありがとうございました。
2020年12月26日(土)
 今年も本当に押し詰まってきました。新しく入荷した本のお知らせです。
 別冊Re-ClaM「血文字の警告」(サミュエル・ロジャース)が入荷しました。価格は2200円です。
 本書は完売いたしました。ありがとうございました。
2020年12月21日(月)
 連日のお知らせです。
 ROM叢書「冷血の死」(レオ・ブルース)と「古本屋サロウビイの事件簿」(J・B・ハリス・バーランド)が入荷しました。価格は「冷血の死」が2000円、「古本屋サロウビイの事件簿」は1500円です。
 「冷血の死」及び「古本屋サロウビイの事件簿」は完売しました。
2020年12月20日(日)
 「Re-ClaM」Vol.5 と 「Re-ClaM eX」Vol.2 が入荷しています。「Re-ClaM」はロス・マクドナルドの特集です。「Re-ClaM eX」にはH・C・ベイリーの短編等3編が収録されています。「Re-ClaM」Vol.5 は1000円、「Re-ClaM eX」Vol.2 は500円です。
2020年12月13日(日)
 J・D・カーの歴史物について書かれた「Murder, She Drew No.2 Notes of the Curious, by the Curious, for the Curious」が「饒舌な中年たち(Talkative Middles)」より企画出版されました。これは凄いです。ぜひお買い求めください。一見洋書のように見えますが、日本語の本です。ご安心ください。別冊には翻訳書では省略されている『引き潮の魔女』の「好事家のためのノート」や本誌には収録しきれなかった小ネタが収録されています。残念ならが地図は付いていません。本誌・別冊あわせて3500円です。
2020年11月28日(土)
 ヒラヤマ探偵文庫09『スーザン・ホープリー』(キャサリン・クロウ)価格3800円、ヒラヤマ探偵文庫10『蒼き死の腕環』(長田幹彦)価格2000円が入荷しています。前者は何と483ページの大作です。後者は「幻の探偵小説、初単行本化 !!」です。ぜひお買い求めください。
2020年11月22日(日)
 例年11月に開催していました横溝正史先生 生誕地碑建立記念イベントですが、今年は新型コロナウィルス流行のため、中止させていただきます。本当に残念です。来年は皆さまにお目にかかれることを心から祈っております。

2020年10月22日(水)
 神戸史学会発行の「歴史と神戸」を弊店は取り扱っております。このたび342号が刊行されました。特集は「史料で読み解くひょうご近代史」です。最近のバックナンバーも置いておりますので、ぜひお買い求めください。600円+税です。
2020年9月20日(日)
 「ヒラヤマ探偵文庫」2冊が入荷しています。07の『マダム・サラ』(L・T・ミード)と08の『悪魔博士 フー・マンチュー』(サックス・ローマー)です。どちらも2,500円です。「ヒラヤマ探偵文庫」は既刊8冊ですが、02の『インド帝国警察カラザース』(サー・エドムンド・C・コックス準男爵)以外は在庫があります。
2020年9月19日(土)
 有栖川有栖さんの『インド倶楽部の謎』(講談社文庫)は完売いたしました。ありがとうございました。

2020年9月14日(月)
 有栖川有栖さんの『インド倶楽部の謎』が講談社文庫から発売されます。本書には弊店が登場いたします。その関係もあって、文庫の解説も書かせていただきました。
 昨日著者の有栖川有栖さんが来店され、サインをしていただきました。そこで、『インド倶楽部の謎』の文庫版の有栖川さんのサイン本を店で販売させていただきます。数に限りがありますので、ぜひお買い求めください。税込1000円です。郵送をご希望の方は送料180円をご負担いただきますようお願いいたします。
2020年8月2日(日)
 久しぶりに新しく書棚に並べた本を紹介します。白水社から刊行されていた「現代フランス小説」の第2巻『黒の過程』(M・ユルスナール、1970年初版)は1,500円、講談社刊行の「世界名作全集」第59巻『黄金虫』(ポー、昭和30年4版)です。乱歩による「この物語について」が入っています。残念ながら箱が補修されており、前所有者の名前が書かれています。1,000円です。
2020年6月18日(木)
 先にお知らせしました『真田啓介ミステリ論集』全2巻(分売不可、著者サイン入り)が入荷いたしております。定価は8,800円(税込)です。
 『真田啓介ミステリ論集』全2巻は完売しました。ありがとうございました。

2020年5月28日(木)
 個人誌・同人誌から国書刊行会〈世界探偵小説全集〉、論創社〈論創海外ミステリ〉などなど、真田啓介氏のミステリ評論を集大成した『真田啓介ミステリ論集』全2巻が荒蝦夷より刊行刊行されます(分売不可)。
 第1巻 古典探偵小説の愉しみI フェアプレイの文学
 第2巻 古典探偵小説の愉しみII 悪人たちの肖像
 定価 8,800円(税込) 送料は別途かかります。
 弊店では『真田啓介ミステリ論集』全2巻の予約を承っております。予約特典として著者サイン入りの本です。
 メールで連絡をいただければありがたく思います。

 荒蝦夷のホームページ
2020年5月17日(日)
 ひさびさの更新です。新しく入荷した本をお知らせします。『新青年』研究会発行の「『新青年』趣味」20号です。今号から弊店でも取り扱わせていただくことになりました。20号の特集は甲賀三郎と『新青年』創刊100年です。ぜひお買い求めください。2000円です。
2020年4月26日(日)
 新しく入荷した本についてお知らせします。くとうてん発行「ほんまに」20号です。久々の刊行ですが、特集が「本を売る」と言った興味深い内容です。ぜひお買い求めください。税込550円です。
2020年4月16日(木)
 ひさびさの更新です。新たなお知らせが2つあります。
 元町商店街の4丁目に「神戸古書倶楽部」がありますが、2020年4月からこの「神戸古書倶楽部」に新たに出店することになりました。現在書棚に本を並べていますが、まだすべての棚に並べられていません。書棚の一部を紹介したいと思います。講談社ノベルスを始め、ノベルスを数多く並べています。徐々に充実させていきますので、ご期待ください。
 もう一つはネットショップを開設したことです。まだまだ本の冊数は少ないですが、これから充実させていきますので、よろしくお願いいたします。ネットショップへは次のURLからお入りください。

 うみねこ堂書林ネットショップへ

2020年2月2日(日)
 今年初めての更新です。新たに入荷した本を紹介します。論創社から刊行された『中島河太郎著作集(上)』です。推理小説評論家としての業績の真骨頂である「世界推理小説辞典」(東都書房『推理小説展望』収録)と「日本推理小説辞典」(東京堂出版『日本推理小説辞典』収録)が収められています。この著作集が中島河太郎の業績の再評価につながればと思います。なお本著作集の解題は、店主が書かせていただいています。この機会にぜひぜひお買い求めください。価格は6000円です。

2019年12月18日(水)
 短い期間の更新です。新たに棚に並べた本を紹介します。波止場通信社から刊行された『犬の目、人の眼差し』(竹内明久)です。元町高架通商店街の切り絵作品集です。現在元町高架通商店街は補強工事のため、大きく変貌しています。小生は高校時代から通っていましたが、昔の面影がどんどん消えていくのを呆然と見ているだけです。ぜひお買い求めください。価格は1800円です。

2019年12月15日(日)
 新たに入荷した本をお知らせします。ROM叢書 No.14『ロウランド・ハーンの不思議な事件』(ニコラス・オールド 小林晋訳)です。価格は1800円です。
 この本は完売しました。

2019年11月24日(日)
 横溝正史先生生誕地碑建立15周年記念イベントについては無事終了いたしました。参加いただきました皆さまには心よりお礼を申し上げます。
 当日の生誕地碑を背景にした記念写真です。

2019年8月24日(土)
 新しく入荷した本を紹介します。雑誌「新潮」の昭和23年11月号です。本号には内田百間「サラサーテの盤」が掲載されています。状態は、表紙上部に欠けがありますが普通です。価格は3,000円です。

2019年7月27日(土)
 新しく入荷した本で、梶龍雄『ぼくの好色天使たち』です。本体の背が少し焼けています。帯の扉の部分に少しイタミがあるのと(画像を参照ください)、帯の背の部分はテープで補修されています。全体として状態は中の上です。価格は10,000円です。

2019年7月14日(日)
 店に「新着図書コーナー(Just In!!)」を作りました。新しく入荷した本を並べている書棚です。現在は新規に入荷した海外文学を並べています。店の入口を入ってすぐ左側にありますので、ご来店の際にはぜひチェックしていただきますよう、お願いいたします。

2019年7月3日(水)
 新しく入荷した本です。水谷準の『ゴルフ茶談』です。水谷準といえば「新青年」の編集長だった人で、もちろん創作もあります。またご存知のとおり水谷準はゴルフ好きでもありました。本書はその水谷準のゴルフ関係の随筆集です。昭和33年にベースボール・マガジン社から刊行されています。価格は1000円です。

2019年6月16日(日)
 新しく店頭に並べた本です。KKベストセラーズから刊行されていた『都筑道夫の悪人志願』です。昭和51年刊の初版です。この本の巻末に書かれているリストを見ると、本書が新刊書店に並んでいた頃を思い出します。生島治郎、佐野洋、結城昌治、戸川昌子、笹沢左保といった名前を見ると本当に懐かしいです。
 本書の収録作品は「暗殺教程」と「ギャング予備校」です。「暗殺教程」は都筑道夫の作品の中で、一番好きな作品です。価格は1000円です。
 この本は完売しました。

2019年6月9日(日)
 新しく入荷した本です。博文館から刊行されていた「世界探偵小説全集」の第10巻と第15巻です。上部が破れていますが、2冊を収納した箱が付いています。第10巻「ルルウ集」には「黄色の部屋」以外にルノー作の「鏡面の影」が、第15巻「フレッチャ集」には「スパルゴの冒険」とメースン作の「薔薇の別荘」が収録されています。値段は3000円です。

2019年6月2日(日)
 新しく店頭に並べた本をお知らせします。博文館から刊行されていた探偵小説雑誌「探偵小説」の昭和7年8月号です。本号は「探偵小説」最終号で、横溝正史が編集しています。一挙掲載長編は「赤屋敷殺人事件」(A・A・ミルン)です(「赤い館の秘密」の題で新訳が出ています)。残念ながら背表紙が痛んでいて黒くなっています。また目次の一部が破れてしまっています。値段は3500円です。

 「探偵小説」昭和7年8月号は売り切れました。ありがとうございました。

2019年5月22日(水)
 「サンボーホールひょうご大古本市」は無事に終了することができました。ご来場いただいた皆さまには心からお礼を申し上げます。

2019年5月8日(水)
 「サンボーホールひょうご大古本市」が5月17日(金)〜19日(日)に開催されます。弊店も参加いたしますので、皆さまぜひご来場いただきますようお願いいたします。

2019年4月20日(水)
 新しく入荷した本をお知らせします。我利我書房から刊行されました次の4冊で、価格は次の通りです。

『初稿 半七捕物帳 六十九話集 文藝倶楽部編 壱 「江戸の探偵名話 半七捕物帳」』(岡本綺堂) 6,000円
『初稿 半七捕物帳 六十九話集 文芸倶楽部編 弐 「半七聞書帳」』(岡本綺堂) 6,000円
『泉斜汀探偵小説選集 「人買船」』(泉斜汀) 7,000円
『黒星章 −黒星団の秘密−』(大下宇陀児) 2,800円
      

2019年3月20日(水)
 今村昌弘先生の第2作『魔眼の匣の殺人』の刊行を記念して、今村先生をお迎えしてサイン会&トークショーを3月10日(日)に数多くの方にご参加いただいて開催いたしました。今村先生及びご参加いただきました皆さまには心からお礼を申し上げます。
  

 今村昌弘先生の『魔眼の匣の殺人』のサイン本は弊店で販売いたしておりますので、ぜひお買い求めください(定価1700円+税)。お買い上げいただいた方には、今村先生のサイン入りの弊店オリジナルしおりを差し上げております。この機会にぜひどうぞ。

2019年2月16日(土)
 今村昌弘先生の第2作『魔眼の匣の殺人』が2月20日に刊行されることはご存知のとおりです。新作の刊行を記念して、今村先生をお迎えしてサイン会&トークショーを下記のとおり開催いたします。ぜひご参加ください。
        記      
1 日時 3月10日(日) 15時から
2 場所 JAZZ喫茶 M&M 神戸市中央区栄町通2−7−3 (弊店の2階です)
3 内容 今村昌弘先生『魔眼の匣の殺人』出版記念サイン会&トーク
      ゲスト 今村昌弘(推理小説作家)
4 参加料 2000円(当日お支払いください)
  ※『魔眼の匣の殺人』の書籍代は入っていませんので、ご注意ください。
   なお、『魔眼の匣の殺人』は当日販売もいたします(予価1700円+税)。
5 申込方法 弊店のメールアドレスあてに、3月10日のイベント参加希望と記載の上、お名前と緊急連絡先(電話番号)をお書きいただいて、メールをお送りください。

 今村昌弘先生の『魔眼の匣の殺人』刊行記念サイン会&トークショーにつきましては、定員に達しましたので、申し込みは終了させていただきます。ありがとうございました。

2019年2月7日(木)
 神戸大学国際文化学研究推進センターのイベントとして、第2回「ビブリオトーク −本ができるまで−」が開催されます。取り上げられる本は弊著『探偵小説の街・神戸』です。この本について、いろいろと話をさせていただきたいと思っています。日時、場所は次のとおりです(弊店ではありませんので、ご注意ください)。ぜひご参加いただきますよう、お願いいたします。
 日時 2019年2月19日(火) 18:00〜19:30
 場所 古本屋ワールドエンズ・ガーデン(神戸市灘区城内通5−6−8)

 当日は『探偵小説の街・神戸』も販売させていただきます。定価1600円です。
   

2019年1月19日(土)
 あけましておめでとうございます。今年最初の極私的日記の更新です。
 今月から弊店のフリーペーパー「うみねこ堂書林通信」を発行を始めました。どこまで定期刊行できるかどうかわかりませんが、頑張りたいと思います。フリーペーパーは弊店でお配りしています。フリーペーパーの中でも書きました「最近入荷した本」を紹介したいと思います。
1 ドーヴァー警部シリーズ HPB 全10冊揃 ジョイス・ポーター
2 別冊宝石122号 世界SF傑作集
3 別冊宝石123号 特集・世界の名探偵
4 倉橋由美子全作品 全8冊揃 新潮社
5 ミステリー・アンソロジー・インデックス1946-1992 野村宏平編
6 鈴木三重吉全集 6冊(別巻欠) 岩波書店
7 「SFマガジン」インデックス(1-100)
8 「SFマガジン」インデックス(101-200)
9 SF図書解説目録(1946-70) 上
10 龍神池の小さな死体 梶龍雄 カバー・帯 講談社
11 岩波文庫の赤帯を読む 門谷建蔵 青弓社

詳細は弊店あてお問い合わせ下さい。

別冊宝石123号「特集・世界の名探偵」は売り切れとなりました。ありがとうございました。

12月15日(土)
 苦楽堂さんから『次の本へ V3 しごと編』(神戸新聞「次の本へ」取材班)が刊行されました。本書はいろいろな職業の人が神戸新聞からの取材を受け、個性的な本を紹介したものです。店主も取材を受け、以前に神戸新聞に掲載されました。本書にその内容が収録されています。店にも置きましたので、ぜひお買い求めください。値段は1600円+税です。

12月13日(木)
 今話題になっていますP・G・ウッドハウスの本ですが、店の棚に並べています。在庫につきましては、気軽にお問い合わせください。値段はソフトカバーは1100円、ハードカバーは1400円です。

11月28日(水)
 横溝正史先生生誕地碑建立14周年記念イベントは無事終了いたしました。参加していただいた皆さまに心からお礼を申し上げます。
 イベント当日に今夏発生した倉敷市への水害への募金をさせていただきましたが、15248円集まりました。11月19日に募金口座あて、「神戸横溝イベント」という名前で振り込ませていただきました。ご協力いただき、本当にありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。

10月31日(水)
 月刊雑誌「SAVVY」12月号の特集は「大阪 神戸 京都のいま行きたい本屋70」ですが、この特集に弊店も紹介されました。弊店でもこの特集号を販売いたしておりますので、ぜひお買い求めください。お値段は600円(税込)です。

10月10日(水)
 横溝正史先生生誕地碑建立14周年記念イベントについては無事終了いたしました。参加いただきました皆さまには心よりお礼を申し上げます。

9月20日(木)
 有栖川有栖先生の新作『インド倶楽部の謎』には「うみねこ堂書林」が登場いたします。それを記念(?)して有栖川先生をお迎えして9月14日に開催いたしましたサイン会&トークショーは、38名の方にご参加いただき、無事に終えることができました。
 有栖川先生の『インド倶楽部の謎』のサイン本は完売いたしました。ありがとうございました。

8月30日(木)
 有栖川有栖先生の新作『インド倶楽部の謎』には「うみねこ堂書林」が登場いたします。それを記念(?)して、有栖川先生をお迎えしてサイン会&トークショーを下記のとおり開催いたします。ぜひご参加ください。
        記      
1 日時 9月14日(金) 19時から
2 場所 JAZZ喫茶 M&M 神戸市中央区栄町通2−7−3 (弊店の2階です)
3 内容 有栖川有栖『インド倶楽部の謎』出版記念サイン会&トーク
      ゲスト 有栖川有栖(推理小説作家)
4 参加料 2200円(当日お支払いください)
  ※『インド倶楽部の謎』の書籍代は入っていませんので、ご注意ください。
   なお、『インド倶楽部の謎』は当日販売もいたします(予価1250円+税)。
5 申込方法 弊店のメールアドレスあてに、9月14日のイベント参加希望と記載の上、お名前と緊急連絡先(電話番号)をお書きいただいて、メールをお送りください。
 9月14日(金)の有栖川有栖先生のトークショーは定員に達しました。お申し込みいただいた方々にお礼を申し上げます。

8月16日(木)
 新しく入荷した本をお知らせします。東都 我利我書房から刊行された2冊です。1冊目は『我もし参謀長なりせば』(海野十三、甲賀三郎、蘭郁二郎、渡辺啓助)、もう1冊は『幻華堂漫記 其の他』(山田一夫)です。前者は1200円、後者は1500円です。
  

7月19日(日)
 新しく店頭に並べた本をお知らせします。論創社から刊行されている『飛鳥高探偵小説選W』です。少部数ですが著者サイン本を店に置いています。興味ある方は照会ください。値段は4320円(税込)です。
 また1セットだけですが『飛鳥高探偵小説選』TからVまでの著者サイン本もあります(セット販売です)。こちらも興味がおありでしたらお問い合わせください。値段は11664円(税込)です。

7月8日(日)
 新しく入荷した本をお知らせします。中島河太郎・紀田順一郎編『現代怪奇小説集』全3巻です。アンソロジーなのですが、それぞれの巻に1作だけ長めの作品が入っています。第1巻には「白蟻」(小栗虫太郎)、第2巻には「怪異馬霊教」(香山滋)そして第3巻には「真夜中の檻」(平井呈一)です。状態は並です。第1巻だけに帯が付いています。3冊で2500円です。

 これらの本は完売しました。

6月24日(日)
 本当に久しぶりの更新となってしまいました。新しく店に並べた本をお知らせします。芝田真督さんの『神戸立ち呑み巡礼 復刻版』です。立ち呑みファンの方には見逃せない本です。ぜひお求めください。8月31日に改訂版が刊行されました。税込み450円です。
 この本は完売いたしました。再入荷の予定はありません。

4月23日(月)
 珍しく連日の更新です。新しく店に並べた本をお知らせします。論創社の論創海外ミステリ200の『シャーロック・ホームズの古典事件帖』です。編者の北原尚彦氏のサイン入りです(画像には帯がありませんが、帯付きです)。4500円です。

4月22日(日)
 桜の季節も過ぎ、GWも近づいてきました。店に並べている本をお知らせします。暗黒黄表紙文庫の『空馬鉄塔』(大下宇陀児)です。大下宇陀児少年少女探偵小説撰集 戦前編という副題が付いています。内容は7編の小説とペンネームの由来についてのエッセイが2編収録されています。4500円です。

3月25日(日)
 お知らせが遅くなってしまいましたが、3月30日(金)から4月1日(日)まで、神戸三宮のサンボーホールで古書即売会が開催されます。弊店も参加いたします。ぜひともお越しくださいますよう願いいたします。

3月24日(土)
 お待たせいたしました!! くとうてんさんが発行されている「ほんまに」の19号が刊行されました。今回の特集は「わたしたちの少女文化」です。特集の題名どおり宝塚歌劇が中心になっています。小生も横溝正史の『悪魔が来りて笛を吹く』について書かせていただきました。今回はその2回目で淡路島編です。ぜひお買い求めください。税込み500円です。

2月25日(日)
 2月18日に有栖川有栖先生をお迎えして開催いたしました「うみねこ堂書林 開店ほぼ4周年記念イベント」は、40名を超える方にご参加いただき無事に終えることができました。ご参加いただきました皆様にはお礼を申し上げます。また定員を超過してしまったためお断りさせていただいた皆様にはお詫びいたします。また新しい企画を考えたいと思っていますので、その節はぜひよろしくお願いいたします。
  
 本イベントのために有栖川有栖先生にわざわざ執筆していただきました小冊子「海外ミステリの楽しみ 有栖川有栖 見つけて読みたいミステリ20」は残部があります。有栖川先生のサイン入りのものも数部ですが用意いたしております。定価は税込み200円です。送料についてはご負担いただきますようお願いいたします。またサイン入りのものはお一人さま一部でお願いいたします。
 また当日会場で販売いたしました有栖川先生の著書『ミステリ国の人々』もわずかですが残っています。有栖川先生のサイン入りです。こちらは税込み1620円で販売いたしております。こちらも送料についてはご負担いただきますようお願いいたします。
 
 『ミステリ国の人々』については、完売いたしました。ありがとうございました。またオリジナル小冊子のサイン入りのものは再入荷いたしました。

1月29日(月)
 新しく入荷した本をお知らせします。野村胡堂の『岩窟の大殿堂』の上巻です(昭和22年、愛育社刊「野村胡堂・冒険小説名作選」第4巻)。残念ながら、本当に残念ながら、下巻がありません。状態は非常に良いです。3000円です。

1月24日(水)
 弊店の開店ほぼ4周年記念イベントと題して、有栖川有栖先生をお迎えしてトークショーを下記のとおり開催いたします。ぜひご参加ください。
        記      
1 日時 2月18日(日) 15時から
2 場所 JAZZ喫茶 M&M 神戸市中央区栄町通2−7−3 (弊店の2階です)
3 内容 トークショー 「海外ミステリの楽しみ」
         講師 有栖川有栖(推理小説作家) 聞きて 野村恒彦(うみねこ堂書林 店主)
4 参加料 2000円(当日お支払いください)
5 申込方法 弊店のメールアドレスあてに、2月18日のイベント参加希望と記載の上、お名前と緊急連絡先(電話番号)をお書きいただいて、メールをお送りください。
 このイベントは満席となりました。ありがとうございました。

1月17日(水)
 今年初めての日記の更新です。弊店がタウン誌に紹介されました。紹介していただいたタウン誌は「Yurari」です。弊店にも置いています。興味ある方はお尋ねください。

11月26日(日)
 新しく入荷した本をお知らせします。筑摩書房から刊行された『臼井吉見集』(全5冊揃)です。少し箱が痛んでいますが、状態は良いです。4000円です。
 同じ著者による『安曇野』(ちくま文庫、5冊揃)もあります。こちらも4000円です。 さらに、同じ著者による『炉ばた談義』もあります。この本は献呈署名入りで、18000円です。

11月9日(木)
 このたび弊店では、お買い上げいただいた本に着せるブックカバーを用意いたしました。
 作成していただいたのは、店主の友人であるイラストレーターの森脇かおりさんです。
 写真のとおり素晴らしいブックカバーです。
 よろしくお願いいたします。

10月30日(月)
 店にある本を紹介いたします。現代教養文庫から出ていた橘外男傑作選3冊揃です。状態は良いです。3500円です。

10月29日(日)
 横溝正史先生生誕地碑建立13周年記念イベントについては無事終了いたしました。参加いただきました皆さまには心よりお礼を申し上げます。

10月23日(月)
 3ヶ月ぶりの更新です。今後はもう少しこまめに更新したいと考えています。新しく入荷した本について紹介します。雑誌「映画の友」昭和30年5月号です。内容はW・ワイラー監督「必死の逃亡者」の紹介のほか、「「埋れた青春」とフラッシュ・バックの技巧」(植草甚一)が掲載されています。しかし一番の目玉は、成瀬巳喜男・筈見恒夫の対談です。司会は何と編集部の淀川長治です。背表紙が痛んでいますが、状態は良い方です。2500円です。

7月20日(木)
 講談社文庫の「ダルタニアン物語」11冊揃と「モンテ・クリスト伯」5冊揃を店に並べました。状態は非常に良いです。「ダルタニアン物語」は5000円、「モンテ・クリスト伯」1000円です。
 これらの本は完売しました。

6月18日(日)
 新しく入荷した本をお知らせします。新潮社刊「北杜夫全集」15冊揃です。北杜夫と言えば高校時代に彼の作品を読んでいなければ、学校で話ができませんでした。作品の方は本当に面白いです。本の方は背表紙が若干日焼けしていますが、美本です。残念ながら第7巻の月報が付いていません。値段は7500円です。

6月1日(木)
 店に並べている本を紹介します。講談社刊行の「大衆文学大系」の「谷譲次、牧逸馬、林不忘」の巻です。収録作品は「テキサス無宿、地上の星座、丹下左膳」です。1500円です。帯はありませんが、「横溝、海野、小栗、木々」の巻もあります。1800円です。どちらも月報は付いています。

5月11日(木)
 新入荷の本を紹介します。早川書房から刊行されていた「世界ミステリ全集」18巻揃です。箱や帯にはイタミがありますが、中身はきれいです。月報は全て付いています。12000円です。
 この本は完売いたしました。

4月29日(土)
 新しく入荷した本を紹介します。東方出版から村元武著『プレイガイドジャーナルよ1971〜1985』が刊行されました。前作『プレイガイドジャーナルへの道 1968〜1973』の続編です。本書には『大阪青春街図』や『神戸青春街図』のことも書かれています。この2冊は私の大学時代のバイブルでした。ぜひお買い求めください。1600円+税です。

4月27日(木)
 店頭に並べている本を紹介いたします。偕成社版「少年少女歴史小説」です。全24巻ですが、残念ながら2冊(8巻と23巻)足りません。写真には写っていませんが、高垣眸「真田幸村」と高木彬光「新撰組」はあります。  高垣眸と高木彬光の巻は1冊3000円、その他の巻は1冊1000円です。

3月2日(木)
 新しく「海野十三全集」(13巻+別巻2巻)が入荷しました。
 箱と月報も付いています。ただし第1巻の帯が補修してあるほか、第10巻及び第12巻にイタミがあります。
 全巻揃いで、25000円です。

2月16日(木)
 珍しく短期間での更新です。
 3月4日(土)に「朝日カルチャーセンター・芦屋」で「横溝正史の作品の魅力、そして神戸との関わり」という講座を行います。もし興味がありましたら、ご参加ください。よろしくお願いします。
 連絡先は次のとおりです。申し訳ありませんが、受講料3,240円が必要です。
  〒659-0003 芦屋市船戸町4-1-408 ラポルテ本館4階 朝日カルチャーセンター・芦屋
  電話 0797-38-2666
 ご注意!! この講座は中止となりました。

2月11日(土)
 今年になって初めての更新です。今年もよろしくお願いします。
  「くとうてん」から青山大介さんが描くところの「港町神戸の今と昔 港町神戸 今昔鳥瞰図 2017&1868」が刊行されました。副題にあるとおり2017年と1868年の神戸港付近の鳥瞰図です。見ているだけでも飽きがきません。2017年の鳥瞰図には、本当に、本当に小さいですが、横溝正史先生の生誕地碑が描かれています。ぜひお買い求め下さい。3200円+税です。

12月17日(土)
 国書刊行会から元東京創元社編集者である戸川安宣さんの「ぼくのミステリ・クロニクル」が刊行されました。弊店では戸川さんのサイン入りの本を、少部数ですが置いています。ぜひお買い求め下さい。税込2916円です。
 この本は完売しました。

12月15日(木)
 月刊「神戸っ子」の12月号が発行されています。そこに横溝正史先生生誕地碑建立12周年記念イベントの模様が掲載されています。大変遅くなってしまいましたが、お知らせいたします。月刊「神戸っ子」12月号の掲載先は次のとおりです。

月刊「神戸っ子」12月号

11月16日(水)
 横溝正史先生生誕地碑建立12周年記念イベントは無事終了いたしました。参加していただいた皆さまに心からお礼を申し上げます。
 イベント当日に、倉敷市さんが作成された杉本一文先生によるイラストのクリアファイルを販売いたしましたが、まだ残部がありますので、お問い合わせください。イラストは「黒猫亭事件」「悪魔の手毬唄」「本陣殺人事件」「横溝正史読本」の4種類です。1部350円です。

11月2日(水)
 横溝正史先生生誕地碑建立12周年記念イベントについては無事終了いたしました。参加いただきました皆さまには心よりお礼を申し上げます。

10月31日(月)
 「くとうてん」さん発行の「ほんまに」第18号が入荷しています。今号の特集は「神戸の空襲と作家たち」です。ぜひともお買い求め下さい。税込500円です。

10月22日(土)
 少し間をあけての日記の更新です。新しく入荷した本をおしらせします。朝の連ドラでもやっていましたが、「暮らしの手帖」が手元にあります。
 創刊号から第2世紀77号(1882年March, April号)までありますが、残念ながら第1世紀の51号と59号、第2世紀の22号、56号、64号、65号が欠けており、全部で171冊です。創刊号から数十冊は初版ではなく重版されたものです。また、切り取り(主に目次)があります。切り取られた部分もあるのですが、全てが揃っているかどうかは不明です。
 状態は良いです。全ては揃っていませんが、興味ある方は店にお尋ねください。171冊で40000円です。
 この本は完売しました。
  

10月17日(月)
 またまた3ヶ月の間隔が空いてしまいました。猛烈に暑かった夏が終わったと思ったら、今度は一気に寒くなり、体調がおかしくなりそうです。新しく「別冊宝石」が入荷しました。
 「カア・クロフツ傑作集」を始め、「世界探偵小説全集」の「アガサ・クリスティ篇」「L・J・ビーストン、G・K・チェスタートン篇」「フランス傑作篇」「E・S・ガードナー篇」「E・D・ビガース篇」「ディクソン・カー篇」「D・セイヤーズ篇」「アガサ・クリスティ篇(第二集)」「アメリカ現代三人篇」「イギリス女流三人集」「米・英特撰傑作8人集」「ディクスン・カー他11人集」「米英仏独加傑作15人集」「クェンティン&異色6人集」「ブルーノ・フィッシャー、ニコラス・ブレイク篇」「ジョルジュ・シムノン、F・W・クロフツ篇」「ヒルダ・ローレンス、クリストファー・ブッシュ篇」「日本推理小説自選代表作集」「クレイトン・ロースン、メーベル・シーリー篇」「E・S・ガードナー。R・キング篇」「アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作特集」「現代ハードボイルド特集」「特集・世界の名探偵」があります。続刊の「サラリーマン・ミステリー傑作集」「推理小説に新風を」「異色ミステリー特集」も揃っています。値段はまちまちなので、お問い合わせください。

7月6日(水)
 猛烈に暑い日が続いています。熱中症などにご留意ください。日記の連続更新です。新しく店に置いた本を紹介します。昔早川書房から刊行されていた「ミステリアス・プレス文庫」です。全ては揃っていませんが、結構あります。この文庫は背が日焼けしてあせてしまっているものが多いのですが、日焼けはほとんどありません。1冊300円です。店頭にある具体的なタイトルは、お問い合わせください。
 これらの本は完売しました。

7月4日(月)
 珍しく日記を連続して更新しています。私たちの世代が学生時代の頃、「プレイガイドジャーナル」という雑誌がありました。毎号ではないにしろ、結構購入していました。その「プレイガイドジャーナル」に関連した本が東方出版から出版されました。題して、『プレイガイドジャーナルへの道 1968〜1973』です。お値段の方は、1600円+税です。ぜひぜひ、お買い求めください。店頭に並べています。

7月3日(日)
 論創社から国内探偵小説作家の叢書が刊行されているのは、ご存知のことと思います。その叢書の99巻目が刊行されました。『横溝正史探偵小説選W』です。内容は少年ものを含む時代小説ですが、非常に面白い作品が収録されています。機会があり、本巻の解説を書かせていただきました。横溝ファンの方や興味ある方は、ぜひお買い求め下さい。店頭に並べています。

7月2日(土)
 最近店頭に並べた本をおしらせします。福音館から刊行されている「福音館古典童話シリーズ」です。ほぼ揃っています。値段はまちまちですので、お問い合わせください。

6月11日(土)
 今年1月に刊行された雑誌「幻影城」終刊号(第55号)ですが、まだ店に2部在庫があります。お問い合わせください。1500円(税別)です。
雑誌「幻影城」終刊号は完売しました。申し訳ありません。

6月9日(木)
 今年になってから、1月、3月に日記を書いただけでした(しかも、それぞれ1日だけです)。心を入れ替え、頑張って日記をつけようと思います。
 昨日入荷した本をお知らせします。酷暑刊行会から刊行された「探偵クラブ」全15冊です。残念ながら(本当に残念ながら)『とむらい機関車』(大阪圭吉)だけが帯がついていません。20000円です。  これらの本は完売しました。

3月17日(木)
 1月に日記を書いたと思ったら、はや3月になってしまいました。油断していると、本当にあっという間に時が経ってしまいます。
 最近入荷した雑誌をお知らせします。「日の出」昭和18年8月号です。「鬼畜の戯れ」(渡辺啓助)、「海に生きる」(角田喜久雄)が掲載されています。他には「花咲く道」(石坂洋次郎)や丹羽文雄、土師清二の作品も掲載されています。8000円です。

1月5日(水)
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。店を始めて2度目の新年となりました。まだまだ慣れないことが続いています。何とか頑張りますので、本年もよろしくお願いいたします。苦楽堂さんから『続 次の本へ』が刊行されました。店にも置いていますので、ぜひお買い求め下さい。税込1620円です。

12月26日(土)
 早いもので、今年もあと6日を残すのみになりました。風邪気味なのですが、何とか症状はひどくなっていません。体調には気をつけてください。「くとうてん」さん発行の「ほんまに」第17号を店頭に並べています。今号の特集は「没後1年「神戸の作家としての」陳舜臣」です。ぜひぜひお買い求め下さい。税込500円です。
 年末年始は12月30日(水)から1月2日(土)まで休ませていただきます。12月29日は火曜日ですが、営業いたします。新年は1月3日(日)から営業いたします。

12月7日(月)
 引き続き、最近店頭に並べた本をご紹介します。湘南探偵倶楽部が刊行している復刻叢書の最新刊『緑の自動車』です。元版は昭和4年から5年にかけて春陽堂から刊行された「世界探偵小説全集」です。2400円です。

12月3日(水)
 昨日に引き続き、本日も最近入荷した本をお知らせします。島久平の単行本未収録作品を集めた復刻叢書です。現在までに20巻が刊行されています。そのうちの数冊が店にあります。  これらの本は完売しました。
 店にある叢書の題名と価格は次のとおりです。
  No.5 見えない女  1000円
  No.6 泣いて笑って、殺せ!  1000円
  No.7 怪犯人赤マント  1000円
  No.14 白龍姫  1200円
  No.19 おれは殺されんぞ 1200円
  No.20 マンマ、マンマ 1200円

12月2日(水)
 本日も最近入荷した本をお知らせします。『新青年』研究会発行の「『新青年』趣味」第16号、特集は「江戸川乱歩・谷崎潤一郎」です。江戸川乱歩の未発表原稿「独語」が掲載されています。他にも夢野久作未発表草稿「大下宇陀児・江戸川乱歩会見印象記」の翻刻等々興味津々の内容です。1500円です。 「『新青年』趣味」第16号は完売しました。申し訳ありません。

11月29日(日)
 珍しく続けて最近入荷した本をお知らせします。光文社刊『自殺を売った男』(大下宇陀児)です。状態は良いです。3500円です。

11月26日(木)
 2日続けて日記を書きます。昨日同様、最近入荷した本をお知らせします。角川書店から刊行された『心引き裂かれて』(リチャード・ニーリィ)です。残念なことに(本当に残念なことに)帯がありませんが、状態は良いです。3500円です。

11月25日(水)
 最近入荷した本をお知らせします。現代教養文庫ミステリ・ボックス版の修道士カドフェルシリーズです。全21冊揃っています。状態は非常に良いです。残念ながら第18巻の『デーン人の夏』だけ帯がありません。7500円です。

11月16日(月)
 横溝正史先生生誕地碑建立11周年記念イベントについては無事終了いたしました。参加いただきました皆さまには心よりお礼を申し上げます。

10月28日(水)
 最近入荷した本をお知らせします。飛鳥高の単行本未収録短編集『逃げて行く死体』と『傷なんか消せるさ』の2冊です。復刻叢書のうちの2冊ですが、私家版です。それぞれ1冊しかありませんので、詳細はお問い合わせください。この2冊は売り切れました。申し訳ありません。

10月19日(月)
 10月1日(木)から7日(水)までお休みをいただき、ロンドンに行ってきました。よくご存知の「サンダーバード」のファンクラブ(正確にはジェリー・アンダーソンのファンクラブ)が「サンダーバード」50周年を記念して開催したコンベンション(Future Is Fantasticという名前です)に参加するためです。残念ながらジェリー・アンダーソンは昨年亡くなってしまいましたが、コンベンションには何とシルヴィア・アンダーソンが来られました。この話は長くなるので、別の機会に。
 コンベンションで手に入れたものを紹介します。もちろん販売いたしますので、詳細はお問い合わせ下さい。
・「Future Is Fantastic」公式ガイドブック
・「50 years THUNDERBIRDS Anniversary」私家版の「サンダーバード」50周年記念誌
・「FAB」41号 ファンクラブであるFandersonの機関誌(最新号です)

9月2日(水)

 8月23日(日)に開催させていただきました海文堂書店関係のイベントは34名という多くの方々に参加いただき、無事に終了することができました。対談者の方々、参加いただきました方々には心よりお礼を申し上げます。
 そのイベント関係でバタバタしてしまい、日記が1ヶ月も間があいてしまいました。最近入荷した本について、お知らせいたします。
 式場隆三郎による『決定版 二笑亭綺譚』の「超特製総皮装釘本」で、限定千部のうち8番です。もちろん著者の署名も入っています。題字は木村荘八、英文解説は寿岳文章です。


 以前に紹介させていただきました藍峯舎刊 横溝正史『鬼火 オリジナル完全版』は素晴らしい本です。まだ在庫があります。15000円と高価ですが、興味ある方は、ぜひよろしくお願いいたします。
この『鬼火 オリジナル完全版』は売り切れました。申し訳ありません。

8月1日(土)

 海文堂書店について書かれた『海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録』(平野義昌著、苦楽堂刊)については、既にお知らせしているところですが、このたび同書の発行を記念して下記のようにトークイベントを開催することとなりました。ぜひご参加ください。
1 日 時 8月23日(日)15時〜17時
2 場 所 Jazz喫茶 M&M
     (神戸市中央区栄町通2−7−3 弊店の2階です。)
3 出席者 平野義昌氏(著者 元海文堂書店員)
      福岡宏泰氏(元海文堂書店 店長)
      小林良宣氏(元海文堂書店 店長)
4 参加費 1500円(飲物代を含む)
5 定 員 30名
6 内 容 海文堂書店のこと、本書のこと、そして書店について、堅苦しい話を抜きに語っていただきます。
7 申込先 うみねこ堂書林(火曜、金曜定休)
      (電話、メールでも受付しています)

7月28日(水)

 藍峯舎から横溝正史の『鬼火 オリジナル完全版』が刊行されました。もちろん店にも置かせていただいていまが、この本は「新青年」掲載時のテキストに基づいています。また、竹中英太郎による挿絵の原画からの復刻も収められています。まさに完全版の名にふさわしいと思います。250部限定のうち、58番です(番号入りです)。ページを持つ手が震えるとは、まさにこの本のためにある言葉です。値段は少し高く、15000円です。
この『鬼火 オリジナル完全版』は売り切れました。申し訳ありません。

7月18日(土)

 最近入手して、店に置いている本を紹介します。創元推理文庫の旧カバー本です。どちらも私にとっては初めてお目にかかった本です。この2冊は売り切れました。申し訳ありません。
 

7月11日(土)

 弊店の近くに海文堂書店がありました。いや、逆に、元海文堂書店の近くに弊店がありますと言った方が正確でしょう。
 元海文堂書店に勤めておられた平野義昌さんが海文堂書店について書かれた『海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録』という本を苦楽堂(この版元も弊店の近くにあります。)から出版されました。7月7日の発売なので、新刊ホヤホヤです。もちろん店に置かせていただいています。ぜひ、お買い求め下さい。
 『海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録』の出版を記念して、トークイベントを企画しています。詳細はまだ未定なのですが、決まりましたら本HPでお知らせしたいと思っています。よろしくお願いします。

7月8日(水)

 いろいろと身辺が忙しく、日記の更新がなかなかできませんでした。
 新しく仕入れた本や、これからの予定も数多くありますので、今後はこまめにお知らせしたいと思います。
 最近入荷した本をお知らせします。小学館の「少年少女世界名作文学全集」です。残念ながら全冊は揃っていませんが、30冊近くあります(全58冊です)。しかも美本で、中には月報付のものまであります。この全集でヴェルヌの「十五少年漂流記」を読んだ記憶があります。あまりの懐かしさにしばらく見入っておりました。

4月25日(土)

 昨年3月に定年まで1年ありましたが、早めに退職して古書店を開業しました。明日4月26日で開店1周年を迎えます。何とか無事に1年を乗り切ることができました。
 久しぶりに最近入荷した本をお知らせします。  これらの本は完売しました。

 
 乱歩の「映画の恐怖」は残念ながら奥付がありません。発行元は丘書房です。収録作品は、「火縄銃」「日記帳」「接吻」「映画の恐怖」「指環」の5編です。
「小説倶楽部」は、昭和22年6月号です。収録作品のうち探偵小説は、「だるま貞女」(耶止説夫)、「魔術師」(九鬼澹)です。「バア・サルトル物語」(三木申)も探偵小説と銘打っていますが、連載第1回です。

4月13日(月)

 昨日まで神戸三宮のサンボーホールの古書市に参加してきました。初めての古書市参加でしたが、なかなか新鮮な体験ばかりでした。疲れが一度に出たのか、昨夜は爆睡しました。今日もまだ疲れが残っていますが、貴重な体験をさせていただきました。ご来場いただいた皆さまには心からお礼を申し上げます。

3月28日(土)

 「あけましておめでとうございます」なんて言っていたと思ったら、既に3月も下旬となってしまいました。サラリーマンをしていた時も感じましたが、年があけて1月から3月までの過ぎるのが早いこと。本当に驚きます。
 4月10日(金)から12日(日)まで、神戸三宮のサンボーホールで古書市があり、当店も参加させていただきます。もしお時間等ご都合よろしければ、ご来場下さい。
 その古書市の関係で店の方は臨時休業させていただきます。詳細は別途お知らせいたします。

1月7日(火)

 あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いいたします。
 店の棚を増やしましたが、そこに置いている本を紹介させていただきます。書棚の1段目と2段目は双葉社から刊行されている「日本推理作家協会賞全集」です。この全集は現在も刊行中ですが、店には56番まで揃っています。20000円です。
 棚の上に置いてある本は、左からちくま文庫の「内田百間(正しくは「もんがまえ」に「月」です)作品集」25冊で、15000円。その右は「ちくま文学の森」第1期全16冊で、7000円です。その右にはミステリ雑誌の「ルパン」6冊、5000円が置いてあります。「ルパン」の上にあるのは「小説新潮」の増刊「昭和名作推理小説」です。こちらは600円です。

12月30日(火)

 最近入手した本の一部を紹介いたします。
 ポケミスの「部隊シリーズ」ですが、最後の1冊(「侵略部隊」)を除いて揃っています。興味ある方はぜひどうぞ。

 今年も本当に押し詰まってきました。寒い日が続きますので、健康にはご留意下さい。
 店を始めてから8ヶ月が経ちました。あっというまの8ヶ月でした。初めてのことばかりで、いろいろと戸惑うことも多かったのですが、多くの方々との出会いがあって楽しい毎日です。
 来年も何卒よろしくお願いいたします。

12月9日(火)

 最近買い取らせていただいた本の一部を紹介します。
 立風書房から刊行されていた「鮎川哲也長編推理小説全集」全6巻です。帯も付いています。
 この全集は当時入手困難の極みだった「宛先不明」が収録されることになったので、話題となりました。学研から出ていた「宛先不明」は探せど探せど見つからず、本当に苦労しました。この全集の刊行直前にようやく見つけた思い出があります。状態は良いです。

 この本は完売しました。

12月4日(木)

 とうとう師走になりました。12月に入ったとたんに猛烈に寒くなりました。身体の方がついていけません。風邪などひかないように身体に気をつけてください。
 神戸では今日からルミナリエが始まります。ルミナリエは震災からの復興を祈念して始められたものですが、私は毎年行っています。皆勤です。今年ももちろん行くつもりです。第1回の時は北風の中、ルミナリエの光が本当にまぶしく見えました。あの時のことは決して忘れないと思います。
 最近仕入れました本については、次回に報告いたします。

11月23日(日)

 雑誌「新青年」2冊を新しく仕入れました。
 大正12年8月号は表紙に「モリス・ルヴェル短篇集」とあるとおり、ルヴェルの短篇が4篇収録されています。4000円。
 昭和4年8月号の方は、まず松野一夫の表紙が素晴らしいです。収録作品の方は、「死体昇天」(角田喜久雄)、「都会の怪異」(城昌幸)のほか、「アンドロギュノスの裔」(渡辺温)が掲載されています。4500円。
 どちらも状態は良いです。

 この本は完売しました。
 

11月20日(木)

 店に並べている雑誌と本の書影を紹介いたします。
 まず雑誌の方ですが、くとうてんさんから出版されました「ほんまに」第16号です。特集は「続・神戸の古本力」です。神戸の古書店についての総力特集です。兵庫県古書店マップも収録されています。絶対のオススメです。

 続いて単行本の方は、新しく設立された苦楽堂さんの初めての単行本です。題名は「次の本へ」です。内容は「本が「もう1冊」楽しく読める。84人の読み方案内」と紹介されているとおり、84人の執筆者が「次の本」を推薦されています。こちらも絶対のオススメです。
 ぜひともお買い求め下さい。

 

11月19日(水)

 11月15日(土)の横溝正史先生生誕地碑建立10周年記念イベントは無事終了いたしました。心からお礼を申し上げます。

 先日仕入れた本(雑誌)の書影を紹介いたします。経年のイタミはありますが、状態は良い方です。 この本は完売しました。

 

11月11日(水)

 はや11月も中旬となりました。今週末には横溝正史先生生誕地碑建立10周年記念イベントが開催予定です。今準備を進めています。

 11月10日(月)に、探偵小説作家の酒井嘉七氏のご家族の方が来店されました。やはり神戸は探偵小説の街ですね。

 先日買い取らせていただいた本の一部を紹介させていただきます。左から「現代日本のユーモア文学」、真ん中が「ポオ全集」(谷崎精二訳)、右が「現代フランス文学13人集」です。どれも全冊揃っています。この中では「現代日本のユーモア文学」に思い出があります。実はこのシリーズは全部新刊で買って持っていました。筆者には珍しく、全部読みました。ほぼすべてが面白かった記憶があります。残念ながらこのシリーズはずっと以前に処分してしまいましたが、今自分の店に並べているかと思うと何だか不思議な感じがします。残りの2つのシリーズも筆者が学生だった頃、よく古書店で見かけたものです。


11月3日(火)

 あっという間に11月です。今年もあと2ヶ月を残すのみになりました。

 10月31日(金)から11月1日(土)にかけて東京に行ってきました。今回の東京行きは非常に充実したものでした。

 10月31日は、神田神保町で空犬太郎さんにお目にかかかった後、神保町古書まつりを見て歩き、その後飯田橋近くのホテルで行われた「鮎川哲也賞授賞パーティ」に行きました。翌11月1日は、西荻窪の盛林堂書店さんにお邪魔した後、Beco Cafeで行われた戸川安宣氏主催の第1回Beco Cafe Mystery Night 庵原直子さんの講演会に行き、終了後に近くの音羽館さんに伺いました。この2日間はほとんど無駄な時間がなかったと言って良いくらい充実したものでした。

 横溝正史先生生誕地碑建立10周年記念イベントについて案内させていただきます。下のリンクをクリックして下さい。

 横溝正史先生生誕地碑建立10周年記念イベントについて


10月29日(水)

 急に寒くなりました。これから冬に向いますね。

 最近仕入れた創元推理文庫のSFですが、レンズマンシリーズが店にあります。何と全冊帯付きです。ただ本の底の部分に前の持主の方の印が押してあるのが辛いところです。またハインラインの『異星の客』の帯付きも店にあります。これらを見ていると高校時代を思い出します。 レンズマンシリーズは完売しました。


10月25日(土)

 とうとう開店してから半年がたちました。まだまだ不慣れなことが多く、日々勉強です。これからもよろしくお願いします。いろいろと〆切に追われて、ほぼ1ヶ月の間日記を書くことができませんでした。それらが何であったかは、またお話できると思います。これからはこまめに日記を書きたいと思いますので、よろしくお願いします。

 最近買い取らせていただいたものに、「筑摩全集類聚」3種があります。「夏目漱石全集」「森鴎外全集」「太宰治全集」です。これらを見ていると大学時代を思い出します。岩波の「漱石」と「鴎外」の全集は資金の関係で買えなかったので、この筑摩書房版を買おうと思って、手始めに「森鴎外全集」を買いました(それはまだ家にあります)。その後、「漱石」「太宰治」と買う予定だったのですが、お金が続きませんでした。しかもせっかく買った「森鴎外全集」には翻訳短篇が収録されておらず(「即興詩人」は入っています)、後に岩波から出た「鴎外選集」を揃えざるを得なったというオマケ付きです。

 「筑摩全集類聚」は全部で5種類あったと記憶します。あと「島崎藤村」と「芥川龍之介」があったはずです。これらも学生時代指をくわえて見ていました。結局「芥川」は就職してから、岩波書店のものを買いました。「藤村」は未だに手元にありません。その「筑摩全集類聚」版の「島崎藤村全集」を久しぶりに見たのは、洲本市立図書館です。もちろん開架の棚にありましたが、懐かしさのあまりしばらくその全集の前に立ってそれらをずっと見ておりました。

 今お店に並べている3つの全集は「漱石」が3,000円、「鴎外」と「太宰」が4,000円ですが、この値段は、学生時代の私であっても直ちに買えるような金額です(本当のところを言えば、悲しいです)。全集の類いは全く売れませんが、それでもこの3つの全集は大切に店頭に並べておきたいと思うのです。

 棚の1段目にあるのは、カッパブックスから出た日本推理作家協会編のアンソロジーです。横の段ボールに並べているのも講談社文庫から出た同協会編のアンソロジーです(「推理小説年鑑」の文庫化されたものです)。2段目は「推理小説年鑑」(ハードカバー)で、最下段にあるのは「松本清張全集」の端本です(良いものばかりが揃っています)。


9月29日(月)

 開店してからはや5ヶ月がたちました。お店を持ってから本当にいろいろな人と出会うことができました。これからも新しい出会いがあると思います。本当に楽しみです。

 店に置いている全集本等のリストの続き(その2)です。

 筑摩書房 森茉莉全集 全8巻(箱・帯付き) 40,000円
 ちくま文庫 内田百間(本当は、もんがまえに「月」です)集成 全24冊揃(帯付き) 15,000円

9月24日(水)

 湘南探偵倶楽部編『初期創元推理文庫書影&作品目録』新訂増補版が入荷しました。7800円です。ちょっと値段は高いですが、資料価値は十分にあるだけではなく、見ているだけでも楽しい本です。

 店に置いている全集本等のリストの続きです。

 桃源社 澁澤龍彦集成 全7巻(箱・帯付き) 10,000円
 岩波書店 雑誌「よむ」 全冊揃 20,000円
 黒澤明 MEMORIAL10 12巻揃(別巻2巻を含む) 29,000円

9月10日(水)

 数学関係の本を買い取らせていただきました。あまり専門的ではなく、どちらか言えば読書案内や入門書です。まだ一部しか店に並べていませんが、興味ありましたらお買い求め下さい。いずれも1冊500円です。

 数学セミナーリーディングス 新しい高校数学の展望
 数学セミナーリーディングス 新・高校数学外伝
 数学セミナーリーディングス 数学入門のために
 数学セミナーリーディングス 数学学習案内
 数学セミナーリーディングス フィールズ賞物語
 数学セミナーリーディングス 数理の広場
 数学セミナーリーディングス 線形代数 ベクトルと行列
 数学セミナーリーディングス 解析学入門
 数学セミナーリーディングス トポロジーの世界
 数学セミナーリーディングス 確率・統計+近似・誤差
 数学セミナー増刊      ガイダンス数学 大学数学への道標
 数学セミナー臨時増刊号   国際数学者会議ICM90京都
 別冊数理科学        現代数学(PartT 現代数学入門、PartU 現代数学との遭遇)

9月1日(月)〜9月4日(木)

 開店してから4ヶ月がたちました。収支の方はともかく、いろいろな人に来店いただいて、「日々これ新鮮」の一言に尽きます。
 9月1日(月)から4日(木)までお休みをいただきました(5日(金)は定休日なので、結果的に5連休となってしまいました)。お盆に休みをとらなかったので、旅行に行ったと推察される方もおられると思いますが、それは残念ながら違います。
 実はこの4日間は「数学史」の研究集会が京都であって、それに参加していました。場所は京都大学の数理解析研究所というところです。前の仕事のときは1日だけしか参加できませんでしたが、今回は4日とも参加しました。最終日にはチャールズ・バベッジ(Charles Babbage)について発表しました。
 あまり行く機会がない場所と思いますので、建物の写真を掲載しておきます。

京都大学数理解析研究所

 お店には全集本等がわずかですが置いてあります。それを紹介したいと思います。

 白水社   キルケゴール著作集 全21巻・別巻揃(箱付き)      4,000円
 作品社   山本周五郎探偵小説全集 全6巻・別巻揃        14,000円    
 パシフィカ シャーロック・ホームズ全集 全6巻・別巻揃(箱付き)  7,500円
 筑摩書房  堀辰雄作品集 全5冊揃(箱・帯付き)         15,000円
 東京創元社 ポオ全集 全3冊揃(箱付き)              6,000円
 白水社   アナトール・フランス長篇小説全集 16冊(第9巻欠)  35,000円
 白水社   アナトール・フランス短篇小説全集 6冊(第4巻欠)  12,000円

 まだ未整理の全集が何種類かありますので、後ほど紹介させていただきます。

 何とか第1回目の日記ができました。これからも充実させていきますので、よろしくお願いします。


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