早川書房から刊行されているハヤカワ・ポケット・ミステリ(略称ポケミス)ほど、自分の人生を変えてしまったものはない。初めてその存在を知ったのは、阪急六甲にあった「あかね書房」という書店であった。昭和45年(1970年)のことである。高校1年であった。その書店には20冊くらい並んでいたと記憶しているが、手にとって眺めたのは1135番の『死の猟犬』(アガサ・クリスティ)であった。
ポケミスを初めて購入したのが何という書店だったかはもはや記憶にはないが、買ったのは1186番『大鴉殺人事件』(エドワード・D・ホック)であった。それから数十年たってようやく全冊を集めた時には、自分は40歳代後半になっていた。
ポケミスについてはいろいろな人が語っている。自分もそうしたいが、それは別の機会に譲るとして、人生の半分以上の時間をかけて付き合ってきたポケミスを全冊読んでレビューをするのが夢であったのである。どこまで出来るかわからないが、馬鹿なことをやっていると笑わないでお付き合いいただきたい。採点は10点満点で行っているので、参考にしていただければ幸いである。
それでは、ポケミスの世界へようこそ!
2006年3月27日
野村 恒彦
2006年7月9日現在
現在のポケミスの状況 1689冊(最新刊は『白夫人の幻』(ロバート・ファン・ヒューリック))
レビューした冊数 7冊
残り 1682冊
目次
101〜200 1001〜1100
201〜300 1101〜1200
301〜400 1201〜1300
401〜500 1301〜1400
501〜600 1401〜1500
601〜700 1501〜1600
701〜800 1601〜1700
801〜900 1701〜
901〜1000